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RBC・QAB嘉数放送所(あーるびーしー・きゅーえいびーかかずほうそうじょ)は、沖縄県豊見城市字嘉数にある、県内の民間放送局であるRBC琉球放送並びにQAB琉球朝日放送の、テレビジョン放送とAMラジオ放送のための放送所である。
[編集] 概要
元々はRBCがアナログテレビ・AMラジオ兼用の放送所として設けたものだったが、RBCは1985年、アナログテレビの送信所を当時のNHK沖縄放送局[1]に移し、以後10年間はAMラジオのみの送信所だった。
しかし1995年、AMラジオが5kWから10kWに増力されたのに加え、RBCも支援してQABが開局したことから再びテレビ・AMラジオ兼用の送信所となった。その際、AMラジオの送信塔は全国的にも珍しい自立鉄塔式に変更された。そして、地上デジタルテレビジョン放送の開局に際しては、QABのUHFアンテナを使用して、RBCも21年ぶりに送信所をここに戻した(デジタルのみ)。
[編集] 地上アナログテレビジョン放送送信設備
- QAB以外のVHF各局はNHK旧局舎跡から送信している。
[編集] AMラジオ放送送信設備
[編集] 脚注
- ^ 現在は、放送局舎は那覇市に移転し、送信所機能のみ残る。