うにまる
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うにまるは、北海道・奥尻島を象徴する着ぐるみのマスコットキャラクター。うにまる君、あるいはうにまるちゃんとも。
ウニが名産である奥尻島において、キタムラサキウニをモチーフにしており、そこから「うにまる」と名づけられた。 発端は、北海道が進める地域雇用を活性化させる対策として、奥尻島観光のイメージの向上を呼びかける形で、観光協会と結び2001年に「タイムカプセルうにまる」という施設が開館になるのにあわせ、登場した。 2001年4月28日当時、大型連休の第一日目にあたるこの日に公の場に姿をあらわす。
尚、島内には「うにまるモニュメントパーク」が小高い丘に建造され、キタムラサキウニをイメージしたモニュメントは夜には美しくライトアップされ「なべつる岩」とともに観光スポットとなっている。
[編集] 特徴
「うに」からヒントを得たキャラクターであり、形も「うに」をイメージされている。大きな丸い顔に、頭部には濃いオレンジ色の6本(イラストなどでは7本の場合もある)の触角が生えている。 大人がぬいぐるみの中に入り、会話は出来ないが、到着・出発の観光客に対し手をふり、記念撮影に応じるなどの活動を行なっている。まるで宇宙人のような個性的な姿と愛嬌のある表情や身のこなしは、たちまち人気を呼びとくに訪れた子供たちには評判がよい。
奥尻島の海の玄関口、奥尻港フェリーターミナルで会うことができる。
また、島内のみやげ物店や売店の玩具コーナーでは、手のひらに収まるサイズのぬいぐるみが作られ、販売もされている。