かずはじめ
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かず はじめ(女性、1971年9月19日 - )は、日本の漫画家。東京都出身の神奈川県育ち。
1994年、「週刊少年ジャンプ特別増刊スプリングスペシャル」に掲載の読み切り作品『MIND ASSASSIN』でデビュー。代表作『MIND ASSASSIN』『明稜帝梧桐勢十郎』等を『週刊少年ジャンプ』ならびに『月刊少年ジャンプ』(集英社)に発表。
ベタやスクリーントーンの多用はせず、煩雑な描き込みも避けたシャープな線のみで組み立てられる透明感を感じさせる絵柄が特徴的。
[編集] 作品解説
- MIND ASSASSIN(マインドアサシン)
- デビュー作。1994年52号-1995年29号。全27話、単行本全5巻。ナチス・ドイツに生み出された精神を破壊する超能力者「マインドアサシン」の末裔である医師「奥森かずい」は、殺人のための能力を嫌悪しつつも人々の心を救うために奮戦する。シリアスな内容と独特の絵柄が合っており、ファンの評価が最も高い作品。未完となっているため、再開を待ち望む者も多い。
- 明稜帝 梧桐勢十郎(めいりょうてい ごとうせいじゅうろう)
- 1997年52号-1999年52号。全95話、単行本全10巻。明稜高校を支配し「明稜帝」と恐れられる残忍で狂暴な生徒会長・梧桐勢十郎と、彼の周囲に巻き起こるトラブルを描く。読者の視点に近い立場の気弱な書記・青木速太は、梧桐の思慮も情も深い真実の顔を知り、その横暴な行動に振り回されながらも慕っている。2年に渡る長期連載となった人気作。
- 鴉MAN(からすマン)
- 2001年24号-同年40号。全16話、単行本全2巻。治安の悪化により凶悪犯罪が横行する近未来(西暦2050年)の東京を舞台としたヒーローアクション。驚異的身体能力を持った少年強盗ジュウトは、超法規的機関 "SHREC" に捕らえられ「鴉MAN」として犯罪組織と戦うことになる。初めは強要されて動いていたジュウトだが、やがて正義に目覚めてゆく。マインドアサシンの流れを汲む意欲作だったが、高い人気を得ることはできなかった。
- 神奈川磯南風天組(かながわいそなん ふうてんぐみ)
- 2003年31号-同年51号。全18話、単行本全2巻。神奈川県沿岸の磯山南中学。そこで最強コンビ「風天組」として恐れられる風間・天堂寺の二人は、束縛を嫌い女の敵を憎む自由人である。喧嘩と軟派とバイトに明け暮れる風天組の日々を綴った作品。人気は低く、短期連載に終わった。
[編集] アシスタント
[編集] 外部リンク
- WISEDOG - かずを中心に設立された漫画製作のための有限会社