しまさこにゃん
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しまさこにゃんは、花しょうぶ通り商店街(彦根市河原町)のマスコットキャラクター。
国宝・彦根城築城400年祭を盛り上げるため、花しょうぶ通り商店街にある、「ひこね「街の駅」寺子屋 力石」で応援短冊を書くイベントをおこなった時に、地元FMひこね(エフエムひこねコミュニティ放送株式会社 彦根市立花町)のパーソナリティ「山本ひまり」が、400年祭のキャラクター「ひこにゃん」を引き立てるための敵キャラのイラストを描かれたことで誕生した。
作者本人が石田三成の家臣「島左近」好きなことから「しまさこにゃん」と名付けられた。
現在は、「ひこね「街の駅」寺子屋 力石」のイメージキャラクターとして使われ、関連グッズや手作り着ぐるみなどが作られている。
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[編集] ストーリー
[編集] プロローグ
しまさこにゃんは400年生きたネコで、長い間城下町の仏壇街七曲がりの古い空き屋の蔵に甲冑とともに密かに住んでいて、お供え酒を盗んでは飲むワルだけど、かわいそうな子どもの味方になる、いまは落ちぶれたねこってとこです。 いつも義理と人情に命をかけるねこ。
そして、大好きだったお父さんが亡くなり城下町の古い家にすむお母さんと「ぼく」(小学4年生)が、「時を戻す交差点」で、「しまさこにゃん」に出会って展開する物語が始まります…。
[編集] 歴史
- 2007年2月22日 - にゃんにゃんにゃんの日にNHK「もっともっと関西」で「しまさこにゃん」着ぐるみがデビュー。
- 2007年3月1日 - 彦根城築城400年祭向けの「プレスツアー」出迎え行事で「ひこにゃん」とついに彦根城表門で初遭遇、ツーショット写真を各地のプレスに撮られる。
- 2007年3月18日 - 京都東映太秦映画村「戦国祭り」に「しまさこにゃん」が彦根城築城400年祭PR足軽甲冑キャラバン隊と共に上洛。
- 2007年3月21日 - 「国宝・彦根城築城400年祭」開幕。
[編集] プロフィール
- 性格…粗野で無骨、普段は飄々としててそれでいて切れ者。でも、心根は優しい。
- 出身地…不明(佐和山城で暮らしたところまではわかっている)。
- 略称…「さこにゃん」京都太秦映画村上洛の折、公に使用される。
- 好物…日本酒(辛口)、芋焼酎、どぶろく、鮒寿司 。
- 趣味… 腕っ節は誰にも負けないが、実は司馬遼太郎の「関が原」を何度も読んで泣いている。
- 特意技…奇襲戦法、待ち伏せ作戦。大胆さと忍耐力を兼ね備えている。
- 夢…酔っ払ってみる夢は、もう一度佐和山城での主君石田三成との花見酒…。
[編集] 外部リンク
- ひこね「街の駅」寺子屋 力石 (ブログ)