とやのレイクランド
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とやのレイクランドは、かつて新潟県新潟市鐘木にあった遊園地。
[編集] 概要
1989年7月から9月に掛けて、新潟市の鳥屋野潟南部地域を会場として開催された「ナイスふーど新潟'89 食と緑の博覧会」の施設として完成。博覧会終了後は撤去される予定だったが、市内の財界関係者などから「新潟市には遊園地がなく、娯楽施設として今後も存続して欲しい」という声が上がったのを受け、遊園地部分だけが存続する形で営業を開始した。大観覧車は市内を一望できると評判を呼んだが、一方で鳥屋野潟は白鳥の飛来地でもある事から、景観を損ねる恐れがあるとの指摘もあり、賛否両論を呼んだ。
だが、冬場は積雪や強風に見舞われるなど通年営業が出来ないという地理・気象条件が大きなネックとなり、更にバブル崩壊後の不況下で客足も伸び悩んだ。1996年を以って営業を終了し廃業。跡地は市に返還され、現在は新潟市産業振興センターの臨時駐車場となっている。
カテゴリ: スタブ | 日本の遊園地 (閉園)