新潟市
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新潟市(にいがたし)は、新潟県北東部(下越地方)の都市で、同県の県庁所在地であり、本州日本海側唯一の政令指定都市である。
目次 |
[編集] 概要
北陸地方は元より、本州日本海側では最大規模の都市である。古くから港とともに栄え、幕末の日米修好通商条約開港五港の一つとなり、現在でも水陸の交通の要衝である。
2005年の大規模合併で面積や人口が増大。2007年4月1日に、本州日本海側初の政令指定都市に移行した。
1950年代まで、市街の新潟島中心部には堀が張り巡らされ、それに沿って柳が植えられていたことから「水の都」、「柳都(りゅうと)」などと呼ばれる。あまり一般的な呼称ではないが、観光PRなどに積極的に利用されている。
特筆すべきことに、多数の漫画家を輩出している都市でもある。その数は日本でもトップクラスといえる。
[編集] 地理
新潟の地は、信濃川と阿賀野川が日本海に流れ込む場所で、低湿な平野と、海にそって続く砂丘と、数多くの潟湖が形成された。
中心市街地は、信濃川の河口に発達している。郊外には潟を干拓した広大な水田が広がる一方、現在でも鳥屋野潟や佐潟、福島潟などの潟湖が残されている。うち、佐潟については、1997年にラムサール条約登録湿地となっている。
中心市街地は古くから、信濃川左岸側(西側)の旧新潟町、右岸側(東側)の旧沼垂町の、二箇所を中心に栄えて来た。両地域を結んでいたのが萬代橋(万代橋)であり、この橋が架けられてから、万代橋を中心に市街地が広がっていった。しかし、1950年代後半から、現在の新潟駅を中心とする地域の開発が始まった。又、鳥屋野潟周辺の小規模湖沼の干拓、旧市域の曽野木・両川・大江山地域と亀田・横越地区に跨る亀田郷や新津・小須戸地区の新津郷、白根地区などで乾田化が行われた。
1960年代から1970年代にかけては巻・西川・潟東地区に跨る鎧潟、豊栄地区では福島潟の一部も干拓されるなどして開発が進んだ。1964年6月の新潟地震以後からは、市内の国道・鉄道路線に沿った地区から、徐々に宅地化が進んでいった。このため、現在の市街地・住宅地は、海岸に沿うように北東から南西にかけて細長く伸びている。
関屋分水路の掘削により、信濃川左岸側の地域は全方向が川と海に囲まれるようになったため、「新潟島」と呼ばれることがある。また新潟島の対岸には「万代島」と呼ばれる地区があり、ここには新潟港(新潟西港)の区域にあたる佐渡汽船新潟港ターミナル、朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)などが立地する。ここは、元々信濃川の中洲だったが、昭和初期に信濃川の両岸が埋め立てられた際、陸続きとなった地域である。
越後平野に位置するので、市域に占める可住地の割合が大きい。他の地方都市に比べると、数字上では人口密度が高めだが、住宅地が郊外に分散しているため、一箇所への人口集中はそれほど見られない。
郊外には農地が多い。海岸沿いの砂丘地帯は畑が多いが内陸部は水田が中心である。
越後平野の信濃川・阿賀野川下流域は、かつてはその多くが湿地帯で、現在も水田やその埋立地が多いという背景から、地盤が軟弱な箇所が多く、仮に大規模な地震が発生した際には揺れが大きくなりやすく、また液状化現象が発生する可能性が非常に高い。内閣府が2005年に発表した「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」によると、新潟市付近の表層地盤は軟らかいため、非常に揺れが増幅し易いという調査結果が出ている(沿岸部の都市は総じて揺れ易い傾向にある)。又、これとは別に、大地震が発生した際には、関東平野・濃尾平野・大阪平野・庄内平野・秋田平野などと並んで、長周期地震動によって揺れが増幅し易い箇所であるとの研究結果もある。
[編集] 隣接している自治体
※北から東回り順に。
[編集] 気象
冬
- 日本海側気候のため、冬の湿度が高い。
- 冬の新潟は海からの風が強く、雪は横なぐりに吹きかけてくる。傘は役に立たないことが多い。
- 一般に雷は夏の風物詩と思いがちであるが、新潟を含む日本海側では、夏のみならず、冬の大雪のときも大気が不安定になって雷が鳴るため、「雪降らし」・「雪降ろし」と呼ばれ、冬の風物詩にもなっている。
- 新潟県内は全域が豪雪地帯に指定されているが、新潟市街地は広い平野の海沿いにあって越後山脈から離れているため、雪雲が山にぶつかって大雪を降らせる一般的な日本海側の降雪機序とは異なること、さらに季節風の風上に佐渡島があって壁になっていることから、日本海側の他の諸都市と比べて降雪量が少ない。また、東北・北海道にくらべて冬季の気温が高いため、厳冬期以外は自然に融解することも多い。そのため、上越市・長岡市・金沢市・富山市などに比べ比較的「消雪パイプ」は設置されておらず、除雪での対応で事足りる。各地で記録的な大雪となった平成18年豪雪の際でも、市内の最深積雪は24cmであり例年通りだった。
- 主な都市の降雪量・積雪量(平年値)
都市 | 降雪量累計 | 最深積雪 | 1月気温 |
札幌 | 630 cm | 101 cm | -4.1℃ |
青森 | 774 cm | 114 cm | -1.4℃ |
秋田 | 409 cm | 41 cm | -0.1℃ |
山形 | 491 cm | 50 cm | -0.5℃ |
新潟 | 255 cm | 39 cm | 2.6℃ |
上越 | 746 cm | 139 cm | 2.2℃ |
富山 | 433 cm | 69 cm | 2.5℃ |
金沢 | 360 cm | 53 cm | 3.7℃ |
鳥取 | 263 cm | 49 cm | 3.9℃ |
松江 | 111 cm | 24 cm | 4.2℃ |
都市 | 降雪量累計 | 最深積雪 | 1月気温 |
盛岡 | 351 cm | 36 cm | -2.1℃ |
仙台 | 90 cm | 17 cm | 1.5℃ |
福島 | 235 cm | 26 cm | 1.4℃ |
いわき | 14 cm | 6 cm | 3.6℃ |
前橋 | 27 cm | 10 cm | 3.3℃ |
東京 | 13 cm | 7 cm | 5.8℃ |
彦根 | 131 cm | 29 cm | 3.6℃ |
岐阜 | 52 cm | 16 cm | 4.3℃ |
名古屋 | 13 cm | 7 cm | 4.3℃ |
浜松 | 0 cm | 0 cm | 5.8℃ |
- ※降雪量累計:日ごとの降雪量を、シーズン全体で合計した量(平年値)
- ※最深積雪:一度に降る最も多い積雪量(平年値)
- ※1月気温:1月の平均気温(平年値)
夏
- フェーン現象が非常に起こりやすく、生暖かい強風が吹く。これによって異常に気温が上昇することも多い。しかしながら、夏季の平均気温はそれほど高くなく、湿度も低めである。
- 夏の日本海は太平洋と違い好天に恵まれると、波が全く無く、たらいに張られた水の状態であり冬の日本海とは全く性格が異なり、海が碧く美しい。
- 沿岸部では季節を問わず海からの風は比較的強く、立っていられない程の風が吹くこともしばしばある。これによって傘が壊れるなどの被害が出ている。
[編集] 歴史
[編集] 古代から中世まで
- 縄文時代から砂丘に人々が住み着き始めたが、現在の市域の大部分はまだ海の底だった。
- 647年 - 日本書紀によれば蝦夷防備の拠点として、朝廷によって渟足柵(ぬたりのき・ぬたりのさく)が築かれた。
- 古代から中世にかけては、蒲原津(かんばらのつ)という港湾都市がこの地に栄えた(→蒲原郡)。
[編集] 戦国時代から江戸時代まで
- 16世紀には信濃川河口に新潟、阿賀野川河口に沼垂(ぬったり)の地名を持つ港町が現れ、上杉氏と新発田氏が争奪した。
- 17世紀に、新潟島を中心とする西部は長岡藩領、沼垂を中心とする東部は新発田藩領になった(市域の一部は村上藩領)。
- この頃、信濃川と阿賀野川が合流して河口を共有するようになり、水量豊富になった新潟湊が日本海船運の中心都市として発展した。
- 1731年 - 阿賀野川の水を排水するために前年に設けられた松ヶ崎堀割が洪水で決壊し、阿賀野川の本流となった。このため、新潟湊に流れ込む水量が減少したが、周辺の排水が良くなって潟の干拓と新田開発が進んだ。
- 1768年 - 新潟町民への長岡藩の御用金徴収に対し、涌井藤四郎らの町人が蜂起し、約2ヶ月に渡って町民による完全な自治を行った。(新潟明和騒動)。
- 1820年 - 新川が開通。
- 1843年 - 新潟町は天領となり、川村修就が初代新潟奉行に任命された。
- 1858年 - 日米修好通商条約によって開港五港の一つに指定されたが、水深不足で開港が遅れた。
[編集] 明治から第二次大戦まで
- 1868年旧暦7月 - 戊辰戦争で幕府側との攻防戦の末に新政府軍が新潟町を占領し、新潟民政局を設置。
- 1868年11月5日(旧暦9月21日) - 新潟に府庁を置くことを前提に越後府が新潟府に改称された。ただし、実際に府庁が新潟に開かれたのは1869年2月26日(旧暦1月16日)。
- 1869年1月1日(旧暦前年11月19日) - 新潟港が外国船に開港。
- 1869年9月3日(旧暦7月27日) - 新潟県(4月3日(旧暦2月22日)に改称)が廃止され、水原県となる。県庁所在地は水原。
- 1870年4月7日(旧暦3月7日) - 水原県が廃止され、新潟県設置。再び県庁所在地となる。
- 1886年 - 初代萬代橋が完成した。
- 1889年4月1日 - 市制施行で新潟市が発足する。
- 1896年 - 横田切れにより被災。
- 1913年 - 木津切れにより被災。
- 1914年 - 沼垂町と合併。その後も周辺町村を合併して市域を拡大した。
- 1917年 - 曽川切れにより被災。
- 1929年 - 三代目萬代橋が完成した。
- 1933年 - 新潟電鉄(後の新潟交通電車線)県庁前~燕全線開通。
- 1945年 - 原子爆弾投下候補地となる。8月6日に広島原爆投下、8月9日に長崎原爆投下の報が伝わると、新潟県は8月11日に、新潟市民に対して「原爆疎開」命令を出し、大半の市民が新潟市から脱出した。
[編集] 第二次大戦後
- 1948年 - 栗ノ木排水機場が完成。これ以後、亀田郷の土地改良が進んだ。
- 1955年 - 新潟大火で中心市街の大部分を焼失した。
- 1964年 - この年までに市内の堀が全て埋め立てられる。新潟国体開催。新潟地震で大きな被害を受けた。
- 1972年 - 関屋分水が完成。
- 1973年 - 新潟バイパスが開通(以後、新新バイパス、新潟西バイパスなども順次開通)。
- 1978年 - 北陸自動車道・新潟黒埼IC(当時)~長岡JCT・長岡ICが開通。
- 1982年 - 上越新幹線・大宮駅~新潟駅が開業。1985年に上野駅乗入れ開始。
- 1985年 - 関越自動車道全線開通により、関東地方各地と結ばれる。
- 1986年 - 固定電話の市外局番が「0252」「0253」などから「025」に統一される。本州日本海側では初の市外局番3桁化。
- 1988年 - 北陸自動車道全線開通により、北陸地方の他の地域と結ばれる。
- 1991年 - 東北新幹線・東京駅~上野駅開業に伴い、上越新幹線東京駅乗り入れ開始。
- 1996年 - 中核市に移行した。
- 1997年 - 磐越自動車道全線開通により、東北太平洋側と結ばれる。
- 1999年 - 新潟交通電車線全線廃止。
- 2001年 - 黒埼町を編入合併。合併協議中は「合併により人口が50万人を突破」と言われていたが、2000年国勢調査によると、新潟市の人口は同年10月1日現在の調査値で501,431人を数え、居住人口としては合併直前に単独で50万人を突破していた(尚、同日現在の住民基本台帳人口は490,194人)。
- 2002年 - FIFAワールドカップが新潟スタジアムで開催。
- 2004年 - アルビレックス新潟がJ1昇格。
- 2004年10月23日 - 新潟県中越地震発生。直接的な被害はなかったものの、関東・北陸方面との交通網寸断や風評被害などで経済的な損害。
- 2005年3月21日 - 新津市、白根市、豊栄市、小須戸町、横越町、亀田町、岩室村、西川町、味方村、潟東村、月潟村、中之口村の12市町村を編入合併。
- 2005年10月10日 - 巻町を編入合併。
- 2005年12月22日~23日 - 新潟大停電。その後の小規模な停電がしばしば発生。
- 2006年10月24日 - 浜松市(静岡県)とともに政令指定都市への移行が閣議決定され、27日に政令公布。
- 2007年4月1日 - 政令指定都市へ移行。
※このうち、市町村合併と政令指定都市移行については、新潟市の行政区域の変遷を参照。
[編集] 人口
新潟市と全国の年齢別人口分布図(比較) | 新潟市の年齢・男女別人口分布図 |
■暗紫色は新潟市 ■緑色は全国 |
■青色は男性 ■赤色は女性 |
総務省統計局 平成17年国勢調査より |
[編集] 行政
- 市長:篠田昭(しのだあきら)
- 市役所・支所(→新潟市の市役所・支所一覧)
[編集] 歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
1 | 小倉幸光 | 1889年5月27日 | 1891年6月3日 |
2 | 鈴木長蔵 | 1891年6月30日 | 1897年6月29日 |
3 | 1897年7月8日 | 1899年5月30日 | |
4 | 八木朋直 | 1899年7月24日 | 1902年9月25日 |
5 | 荻野左門 | 1902年11月4日 | 1904年2月20日 |
6 | 吉田吉次郎 | 1904年4月27日 | 1910年4月26日 |
7 | 1910年5月10日 | 1916年5月9日 | |
8 | 桜井市作 | 1916年12月28日 | 1919年1月16日 |
9 | 渡辺兼二 | 1919年9月22日 | 1921年9月10日 |
職務管掌 | 村井八郎 | 1921年9月11日 | 1922年1月13日 |
10 | 柴崎雪次郎 | 1922年1月14日 | 1925年5月6日 |
11 | 中村淑人 | 1925年8月26日 | 1929年8月25日 |
職務管掌 | 堀田健男 | 1929年8月26日 | 1929年11月15日 |
12 | 中村淑人 | 1929年11月16日 | 1933年11月15日 |
職務管掌 | 稲葉清之助 | 1933年12月27日 | 1934年1月29日 |
13 | 小柳牧衛 | 1934年1月30日 | 1937年7月24日 |
14 | 村松武美 | 1937年12月17日 | 1938年8月26日 |
15 | 井上英 | 1938年12月5日 | 1942年12月4日 |
16 | 1942年12月5日 | 1946年11月8日 | |
17 | 村田三郎 | 1947年4月7日 | 1951年4月4日 |
18 | 1951年4月25日 | 1955年4月14日 | |
19 | 1955年5月2日 | 1959年5月1日 | |
20 | 渡辺浩太郎 | 1959年5月2日 | 1963年5月1日 |
21 | 1963年5月2日 | 1967年5月1日 | |
22 | 1967年5月2日 | 1971年5月1日 | |
23 | 1971年5月2日 | 1975年5月1日 | |
24 | 川上喜八郎 | 1975年5月2日 | 1979年5月1日 |
25 | 1979年5月2日 | 1982年12月14日 | |
26 | 若杉元喜 | 1983年1月30日 | 1987年1月29日 |
27 | 1987年1月30日 | 1990年10月9日 | |
28 | 長谷川義明 | 1990年11月18日 | 1994年11月17日 |
29 | 1994年11月18日 | 1998年11月17日 | |
30 | 1998年11月18日 | 2002年11月17日 | |
31 | 篠田昭 | 2002年11月18日 | 2006年11月17日 |
32 | 2006年11月18日 | 現職 |
[編集] 行政区域の変遷・市町村合併
新潟市は、新潟町・沼垂町と周辺の14町村が合併して形成された市であるが、現在においても市域近郊の市町村がベッドタウン化したり、周辺市町村とも経済的な繋がりが強い。
2007年4月1日の政令指定都市移行により、以下の行政区が設置された。
詳細については新潟市の行政区域の変遷を参照。
[編集] 市庁舎の変遷
1881年、西堀通六番町に初代新潟市役所庁舎(竣工当初は新潟区役所)が完成。1911年に二代目市庁舎に建て替えられたが、1941年の大火で焼失、1942年に三代目市庁舎が完成した。しかし、これも1955年10月1日に発生した新潟大火で焼失したため、1958年に鉄筋コンクリート造の四代目市庁舎が建てられた。しかしこれも老朽化し手狭になったことから移転・新築することになり、市制100年を迎えた1989年、旧新潟県庁本庁舎立地の学校町(白山神社そば)に現在の五代目市庁舎が完成した。本庁第1・2分館は、旧県庁分館を改修して使用している。
尚、その後西堀通の旧市役所立地には1993年にNEXT21が完成した。また2004年に開館した新潟市歴史博物館(みなとぴあ)の本館は、二代目市庁舎をモデルに建設されたものである。
[編集] 政治
[編集] 衆議院
[編集] 新潟県議会
- 選挙区
- 新潟市選挙区(定数11)
- 新津市選挙区(定数2)
- 目黒正文(自由民主党)
- 内山五郎(無所属)
- 白根市選挙区(定数1)
- 小野忍(自由民主党)
- 豊栄市選挙区(定数1)
- 三林碩郎(自由民主党)
- 中蒲原郡選挙区(定数2)
- 佐藤純(自由民主党)
- 塚野弘(社会民主県民連合)
- 西蒲原郡選挙区(定数3)
- 佐藤莞爾(自由民主党)
- 長津光三郎(自由民主党)
- 米山昇(社会民主県民連合)
[編集] 新潟市議会
- 議長:佐藤豊美(新潟クラブ)
- 副議長:関口松柏(市民共生ネット)
- 会派(議席):新潟クラブ(21)・市民クラブ(17)・日本共産党議員団(10人)・市民共生ネット(8人)・公明党市議団(6人)・改革ネット(5人)・にいがたつゆ草(5人)・無所属連合(4人)
[編集] 国家機関
[編集] 司法機関
[編集] その他の国家機関
- 国土交通省北陸地方整備局
- 国土交通省北陸信越運輸局
- 第九管区海上保安本部
- 厚生労働省新潟労働局
[編集] 姉妹都市・友好都市等
姉妹都市
- ガルベストン市(アメリカ合衆国 テキサス州)- 1965年1月28日提携
- ハバロフスク市(ロシア ハバロフスク地方)- 1965年4月23日提携
- ウラジオストク市(ロシア 沿海地方)- 1991年2月28日提携
- ビロビジャン市(ロシア ユダヤ自治州)- 2005年8月30日提携 (1992年から続く旧豊栄市との姉妹関係を継承)
友好都市
交流協定都市
友好交流のある都市
上記のように、環日本海地域との繋がりが深く、市内の案内板では英語、中国語の他に朝鮮語、ロシア語表記の物が目立つ。
[編集] 国際機関
- ロシア領事館新潟
- 駐新潟韓国総領事館
[編集] 経済
[編集] 新潟市の業務管轄地域
新潟市は、本州日本海側で最大規模の都市であるが、県レベルのプライメイトシティに留まっており、地方レベルの業務集約が弱い。所属する地方としては、中部地方(社会科・地理での分類)、北陸地方(五畿七道の分類)、関東甲信越地方(経済ブロックの分類)、信越地方(郵政関係)北信越地方(衆議院比例代表区北陸信越ブロック)、東北地方(国土形成計画法による分類)などが見られ、「北陸地方」または「信越地方」の場合に地方を管轄する業務中枢が置かれる場合があるが、絶対ではない(→甲信越地方、中部地方#地方内の分類、東北地方#新潟県を東北地方に編入する場合、新潟県なども参照)。
すなわち、新潟市の後背経済圏は新潟県内にほぼ限られてしまっており、七大都市圏のような地方全体を統括する機能をあまり持っていない。ただし、新潟市の政令指定都市化で存在感が増し、歴史的につながりの深い山形県の庄内地方・置賜地方、福島県の会津地方、長野県の北信地方などの隣接地域に経済圏をはじめとした影響拡大が起きることが期待されている。
なお、地方レベルの業務管轄機能の弱さから、議論がなされている道州制において、どの複数県の枠組みでも州都となるには困難がある。そのため、新潟市を州都にしたいが為に「新潟県単独で新潟州」との意見が県当局を中心に存在する。
[編集] 経済状況
新潟市は、周辺地域とともに新潟都市圏を形成しているが、2005年3月の合併により、主な通勤・通学圏内の市町村が新潟市へ編入されたため、市域人口と比べて都市圏人口はそれほど大きくない。2000年国勢調査の統計値をもとにした都市圏人口は、都市雇用圏(10%通勤圏)で約95万人、10%通勤・通学圏で約99万人となっている。1.5%都市圏では約135万人。
以上のような定期的な人の移動を基準にした都市圏に対し、不定期的な人の移動、すなわち経済圏人口は約150万人規模と言われている。これらは既存政令市に比べて小さいが、中核市の中では最大級であった。
市内にはかつて本州日本海側で唯一の証券取引所であった新潟証券取引所があり、県内の主要企業の株式の売買が行われていたが、2000年3月に東京証券取引所に統合された。
都心部のオフィスビルは、10階建て前後の中低層ビルが主流であり、高層オフィスビルは31階建、21階建がそれぞれ1棟あるのみである。一方で、ここ数年は人口の都心回帰現象が見られ、中高層マンションの建設は活発化している。特に眺望の良い信濃川沿いにマンションが多く立地している。また、景気回復傾向と政令市特需が相まって大規模な民間開発計画が相次ぎ、一部は既に建設が始まっている。
[編集] 新潟市に本社を置く企業
- サービス業
- 食品製造
- 餅 : 佐藤食品工業(サトウ食品)
- 米菓 : 亀田製菓、栗山米菓、三幸製菓
- 和菓子 : 丸屋本店、大阪屋
- アイスクリーム : セイヒョー
- 蒲鉾 : 伏見蒲鉾、一正蒲鉾、大長蒲鉾、竹徳かまぼこ、マルス蒲鉾工業、大富
- 麺 : 関本製麺製粉工場
- 製造業
- 建設業
- その他
[編集] 鉱工業
機械工業、金属工業、製紙業、化学工業、食品加工業など多種多様な工業が盛んであり、北陸工業地域の中核となっている。
古くは海岸線沿いや水田地帯の小規模ガス田、1950年代以降の東新潟油ガス田や阿賀沖油ガス田の開発に見られるように原油、天然ガスの採掘が活発に行われてきた背景から、一時は石油精製業が大きな地位を占めていたが、老朽化した製油所の廃止により現在ではほとんど行われていない。
[編集] 農業
新潟市では平地が広く、砂丘が発達していることから、次のような農作物が栽培される。
[編集] 地域
[編集] 健康
- 平均年齢:43.3歳(2000年)
- 男性平均年齢:41.5歳(2000年)
- 女性平均年齢:44.9歳(2000年)
[編集] 固定電話の市外局番について
現在の新潟市内の固定電話には、3つの単位料金区域=MA(行政上の市町村域とは別に制定されている。電話の通話において家庭電話からの通話料金が税別で昼間3分8.5円のエリアで、国内の多くのMAにおいては基本的に市外局番無しで区域内の相互通話できる)が混在し、これに伴ない025・0256・0250の3つの市外局番が存在する。
その上更に、各MAは周辺各市町村の行政域の一部にまで食い込んでいる。
3つのMAの管轄領域は以下の通り。
- 025-2DE、-3DE 新潟MA区域(新潟市の大半の市域、及び聖籠町の一部を含む)
- 0256-7E、-8E、-9E 巻MA区域(新潟市南~西部の一部、及び燕市の一部、長岡市の一部、弥彦村の全域を含む)
- 0250-2E、-38、-4E、-5E、-6E 新津MA区域(新潟市南~東部の一部、及び五泉市のほぼ全域、阿賀野市の全域を含む)
新潟県内で最初に市外局番の3桁化が行われたのは旧新潟市を主体とした新潟MA区域である。1986年11月1日に局番の逼迫対策、及び同一MA区域内を市外局番無しで通話可能とするため、旧0252-DE・0253-DE・02537-E・025374-・025375-・02538-E・025385-の地域が「025-CDE」に統一化された。
尚、新潟県内には市外局番「025」を使用している地域が複数あるが、このうち市内局番200・300番代が新潟MA区域に割り当てられている。 尚、3桁化当時、市外からの天気予報番号であった「025-177」の単位料金区域をMA区域に設定するために市内局番100番代も新潟MA区域に割り当てた。
しかし、県内で新潟MA区域以外の「025区域」が発生したため市外局番「025」では天気予報地域の識別ができなくなってしまった。
これに伴い、市外からの天気予報番号は昔の「0252-177」に戻された。
この新潟MA区域の「100番代」は現在もNTTの方形区画を表記する 単位料金区域別市外局番等一覧表・東日本一覧表において、正式に新潟MA区域の番号帯として割り当てられているが有名無実となっている。
現在「025-177」をダイヤルすると、通話料金無料のテープ音声で、
「下後・新潟地方 0252-177」「魚沼・南魚沼十日町地方 0257-177」「上越・糸魚川地方 0255-177」の各番号を案内している。
尚、3つのMA管轄領域中、現新潟市域に割り当てられている市外局番・市内局番は以下の通り。
- 025 - 新潟MA区域のほぼ全域
- 200番代 - 下記を除く新潟市全域(聖籠町位守町、亀塚、蓮潟、蓮野、東港、別條を含む)
- 300番代
- 360番代 - 南区(白根北部)
- 370番代 - 西区(黒埼)、南区(白根、味方、月潟)、西蒲区(中之口)
- 380番代 - 北区(豊栄)、江南区(亀田、横越)
- 0250 - 新津MA区域の一部
- 秋葉区(新津(覚路津などを除く)、小須戸)
- 0256 - 巻MA区域の一部
- 西蒲区(西川、潟東(五之上などを除く)、巻(大原新田、四ッ郷屋などを除く)、岩室)
[編集] 市外局番の統一化について
前述の通り、市内には3つの市外局番とMAが混在しているが、現在のところ、市外局番の統一化の予定は決まっておらず、これからの課題となろう。
現在の日本国内における市内局番割り当てでは、いわゆる「0発信」扱いとなる000番~099番、及び「1XY 特番」となる100番~199番は使用できないため、新津など0250を使用する地域は桁数を1桁だけ変更することでは他の市域とのMAの統一はできない。市外局番の統一は次にあげる2つの方法が有力と見られる。
[編集] 秋葉区0250エリアを025-3DEに変更する方法
しかし「0250」エリアのうち、秋葉区で使用されている市内局番は21~25、38、61の7局番で、「025」局は300番台に大幅な余裕があることから、新津・小須戸地区は「0250」の末尾の「0」を「3」に置き換え、前出の7局番を300番台へ改番し、西蒲区の一部など0256局の地域については市外局番の桁数を1つずらす方法をとることで、新潟市全域の市外局番を「025」に統一でき、当該地域を新潟MA区域へ編入することで市内のMAを統一することができる。
この複数の市外局番およびMAの統一化については、巻MAに関しては、現長岡市に編入合併された旧寺泊町地区の一部を長岡MA区域(市外局番0258)に分割編入する課題こそあるが、区域新設合併した燕市でも同MAと三条MAとで分断されているため、それぞれ三条MAと新潟MAに分割編入することで解決可能である。
しかし、新津MAについては全て新潟MAとするのか・単純に分割するのか・分割し残った区域をその周辺MA(津川・新発田)と組み合わせるのかによっても番号変更の影響の及ぶ範囲が異なり一筋縄では済まない側面があり、現状では統一に関する議論はあまり盛んではなく、前述の通り統一化の予定も今のところない。
[編集] 新潟市全域の市外局番を02に変更し、市内局番を4桁化する方法
一方、「(柏・所沢・鴨川の各MAのように)市外局番を『02』にしてはどうか」とする意見がある。これは、0250エリアでの電話番号の大幅な変更を要さないメリットがある。NTT東西でも、現在はCコードが「0」「1」のエリアで番号帯確保をする場合は、基本的に市外局番2桁ずらしで対処することになっている。しかし、市外・市内局番の変更で、市内全域に影響を及ぼすデメリットがある。
現状、この3局相互間は市外通話扱いで、市内相互間で通話料金が均一になっていないという根本的な問題点があることから、今後は先の市外局番の問題と合わせた何らかの改善策が望まれる。なお、総務省としても新潟市の政令指定都市移行後には、何らかの対応策を取る可能性は考えられる。
[編集] 学校
新潟市中心部に「学校町」があるが、これは、新潟大学旭町キャンパスにはかつて同大学の全ての学部があり、その周辺には高等学校が三校あった事に由来する。
一方、古町や新潟駅周辺などには、専門学校が立ち列ぶ。特にNSGグループの専門学校が多い。
[編集] 大学
[編集] 大学校
- 新潟県農業大学校
[編集] 短期大学
- 日本歯科大学新潟短期大学
- 新潟青陵大学 短期大学部
- 新潟県立新潟女子短期大学
- 新潟工業短期大学
- 明倫短期大学
[編集] 高等学校・中学校・小学校
[編集] 特別支援学校
- 新潟県立新潟盲学校
- 新潟県立新潟聾学校
- 新潟大学教育人間科学部附属特別支援学校
- 新潟県立新潟養護学校
- 新潟県立はまぐみ養護学校
- 新潟市立養護学校
- 新潟県立高等養護学校
- 新潟県立高等養護学校てまりの里分校
[編集] 外国人学校
[編集] 施設
[編集] 図書館・図書室
新潟市内には、県立1軒、市立22軒の図書館・図書室がある。しかし、市立図書館には長らく基幹となる施設がなく(沼垂が実質上の中央図書館的な機能を果たしている)、蔵書の一部は廃校となった小学校に所蔵されるなど、収容施設が不足している。現在、旧市立長嶺小学校跡地に、中央図書館を整備する工事が進められている。
- 新潟県立図書館
- 新潟市立図書館
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[編集] 美術館・博物館
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[編集] メディア
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その他に、FM長野(飯山野沢局81.8MHz)、秋田放送(936kHz)、北日本放送(738kHz)が良好に受信でき、東北放送(1260kHz)、東京キー局(TBS、ニッポン、文化)も微弱ながら日中受信できる。
[編集] 娯楽
かつては遊園地の「新潟遊園」(現寺尾中央公園。新潟遊園は越前浜に移転後廃業)「とやのレイクランド」(現新潟市産業振興センター駐車場)やアミューズメントパークの「新潟ジョイポリス」(のちに経営母体が代わり「マジックシティ・新潟ジョイポリス」に改称するも廃業、現万代シテイビルボードプレイス2)などが存在したが、既にいずれも閉園されている。また、映画館も近年シネマコンプレックスが数多く進出しているがその反面繁華街の中にあった単館系の映画館は閉館している。その他、主な娯楽施設としては水族館のマリンピア日本海などがあげられる。
[編集] スポーツ
2001年に完成した新潟スタジアム(通称ビッグスワン)は2002年日韓ワールドカップの開催地となり、日本側の開幕戦が行われるなど三試合が開催されたほか、ワールドカップ終了後も、Jリーグのオールスター戦や日本代表戦なども行われた。又、ビッグスワンは、Jリーグ・アルビレックス新潟のホームスタジアムである。同チームの観客動員数はリーグでもトップクラスである。
プロ野球公式戦は以前、新潟市営鳥屋野野球場で年に1~2試合開催されていたが(1991~96年は近鉄主催1試合、1991年以前は巨人、ヤクルト、広島、南海等主催で1~3試合を開催)老朽化や設備不備などの事情から1996年を最後に公式戦の開催はなく、二軍の公式戦も1998年に開催されたのが最後である。
新潟県スポーツ公園の敷地内では、新潟県立野球場(仮称)の建設工事が行われている。この本体着工には紆余曲折があった。整地のみが完了した段階で7・13水害や新潟県中越地震が発生し、これらの復興事業を最優先させる必要が生じたため、工事が中断した。このような事情により開催が困難になったため、2008年のオールスターゲームの開催誘致に成功していたものの、開催権を返上した。プロ野球オールスターの地方開催を取りやめるのは、これが史上初の事例であった。
しかしながら、2005年1月に地元経済界や新潟県高等学校野球連盟、新潟県硬式野球連盟、新潟県野球連盟(軟式)の野球三団体を中心として「県立野球場建設促進委員会」が設立され、建設を進められるよう論議が重ねられ新潟県側に提案などを行った。また2005年4月に野球場建設の署名活動が行われ、13万人の署名が集められた。これを受け、2006年6月22日午前に新潟県の泉田裕彦知事が記者会見を開き、新潟県立野球場(仮称)を2006年度内に着工し、2009年までに完成させると発表した。これにより、新潟国体に間に合うことになった。
本決定を受けて、2006年7月3日に開かれたプロ野球実行委員会で2010年のオールスター開催が内定した。
なお、新潟市は草野球が盛んなことはあまり知られていない。新潟地震後の復興のシンボルとも言える早起き野球大会は、市の主催で行われ、最盛期には944チーム(1981年)が参加した。現在では300チーム前後まで減少しているが、それでもなお参加チーム数としては全国一の規模を誇っている。
[編集] スポーツ施設
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- その他
- ウェルサンピア新潟
- 新潟市庭球場(テニスガーデンにいがた)
- 新潟市西海岸市営プール
- 豊栄南運動公園(野球場・屋内ゲートボール場・多目的グラウンド)
- 水の公園福島潟 遊水館
- 豊栄武道館
- 小須戸運動広場
- 新津クレー射撃場
- 新津カントリークラブ
- 朱鷺メッセ
[編集] プロスポーツチーム
[編集] アマチュアスポーツチーム
[編集] 劇場・ホール・ライブハウス
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[編集] 映画館
- ワーナー・マイカル・シネマズ新潟
- T-JOY新潟万代
- ユナイテッド・シネマ新潟
- 新潟市民映画館シネ・ウインド
[編集] 交通
陸上と海上のいずれにおいても、新潟市は、北陸地方は勿論、本州日本海側の交通ターミナルとなっている。
[編集] 交通の概要
鉄道ではJR東日本の上越新幹線を初め、北陸地方の他の地域や、東北地方、関東地方、近畿地方とを結ぶ特急・急行列車が運行されている。又、高速道路も新潟市を中心に北陸自動車道・磐越自動車道、日本海東北自動車道が放射状に広がり、更に空港や港湾も抱えている事から、本州日本海側の交通ターミナルという機能を担っている。
現在、JR新潟駅と中心市街地(古町)や新潟スタジアム(ビッグスワン)を結ぶ交通機関がバスのみとなっており、市民の間から軌道系交通機関を求める声が上がっている。 市や関係機関では現在、中心市街地の輸送手段として新交通システムの導入を検討している。想定されるルートはJR新潟駅を南北に貫きながら古町・万代シテイ・駅南の三つの商業地を結び、更には白山(市役所周辺)・県庁周辺(出来島・女池)・鳥屋野潟南部(新潟スタジアムや新潟テルサ、新潟産業振興センターなどが立地し新潟市民病院の移転先にも決定している)などを経由する環状線や中心部から新潟空港へアクセスするもの、JR新潟駅と県庁を短絡し国道8号白根地域方面へ向う経路などである。[3](PDF)
具体的な手段としては、LRT・地下鉄・モノレール・基幹バス・IMTSなどが候補として挙げられている。このような構想は現在に至るまで何度か浮上してはいるものの、なかなか具体化せずに立ち消えとなっている。これらの整備には、十分な需要喚起やコストの低減が不可欠であるため課題も多い。尚、新潟駅周辺の立体交差化が完了した際には駅の真下を通り、駅の南北を貫くバス専用レーンが設置される予定となっており、将来的にはこの専用レーンをLRTに置き換えるという構想もある。
[編集] 鉄道
- 中心駅:新潟駅
新潟駅は、現在駅舎の建て替え、及び周辺道路の整備が進められる予定である。
又、新津駅は信越本線、羽越本線、磐越西線の合流点に当たり、新潟市内第二のターミナル駅となっている。また寝台列車「あけぼの」「トワイライトエクスプレス」「日本海」などは新潟駅を経由しないため、中心市街地へ向う場合には新津駅が乗換え駅となる。
[編集] 上越新幹線
JR新潟駅は、上越新幹線の終着駅でもある。1982年11月15日に大宮~新潟間が開通。最速列車は、東京~新潟間をノンストップで1時間37分で運行している(上りは1時間40分)。定期列車は日中毎時二本の頻度で運行している。新潟駅の東側には引込線が伸び、新潟新幹線車両センターへと続く。ここでは、新幹線車輌の日常の点検・整備が行われる。
上越新幹線の新潟以東については、かねてより新潟空港への乗入れや、羽越本線高速化によるアクセス強化の構想がある。最近では新潟駅の高架化事業と合わせて整備しようという動きがみられる。
[編集] 在来線
現在は東日本旅客鉄道(JR東日本)一社のみが運営しており、新潟駅をターミナルに三路線が走っている。新潟都市圏の鉄道利用者は本州の日本海側では最も多くなっている。また運行頻度も地方としては高いため、既存政令市に比べれば見劣りするものの、鉄道通勤・通学の割合は地方都市としては比較的高くなっている。現在、新潟駅周辺の路線を高架化することで周辺道路と連続立体交差するほか、新幹線ホームとの段差をなくし乗り換えをスムーズに行えるようにする計画がある。
又、2004年秋に新潟駅を中心に、信越本線・東三条駅、白新線・新発田駅、越後線・吉田駅の区間各駅に自動改札が設置され、2006年1月21日からはSuicaのサービスも開始された。新潟市内のJR線は上越新幹線・磐越西線を除く全区間が新潟近郊区間に含まれる。詳細は東日本旅客鉄道新潟支社の項を参照。
市内には貨物専用駅が一箇所ある。東新潟駅構内に隣接する新潟貨物ターミナル駅がそれにあたる。一部の長距離貨物列車がここを経由するが、関西と北海道を直通する一部の列車は水原駅を経由しており、この駅は経由しない。また、トラックを直接列車に積み込むピギーバック輸送も、新潟ではいち早く取り入れられた(1996年まで運行)。
又、かつて「鉄道の街」として栄えた旧新津市も、旧新潟市と同様に交通の要衝であり、現在でも県内のJR線の要衝として機能している。新津駅構内には、JR東日本新潟支社管内の気動車の基地である新津運輸区が置かれ、駅南西側にある新津車輌製作所では、JR東日本の首都圏内用の車輌が製造されている。他、新津東町には新潟市新津鉄道資料館があり、新津と鉄道にまつわる様々な資料を閲覧することができる。
[編集] 私鉄線
私鉄路線は、かつては新潟交通が運営する新潟交通電車線があり、白山前~白根~月潟~燕間を結んでいたが、1999年を以って全線廃止となっている。現在その廃線跡は、中心部では再開発(旧東関屋駅跡地でのマンション建設、元々県有だった関屋分水路橋梁部の歩道転用、味方・黒埼の中ノ口川堤防拡幅等)などが行われるなどして姿を変えつつあるものの、大部分が廃線直後のままの状態で残存している。旧月潟駅にはかつての車輌が展示され、美空ひばりの「越後獅子の唄」の歌碑が建立されるなど、公園として整備されている他、映画『愛してよ』では、旧焼鮒駅がロケーションに使用されている。
新潟市側は廃線敷のうち、新潟交通が所有する箇所について、市道、自転車道、遊歩道などとして整備することを目的に無償譲渡を求めている。しかし新潟交通は経営状況の悪化を理由に有償での譲渡を主張しており、再開発の目途は立っていない。歴史など、その他詳細は新潟交通電車線のページを参照する事。
[編集] 市内の鉄道路線・駅
※上り・下りに関係なく、新潟駅を中心に掲載する。
[編集] バス
[編集] 路線バス
路線バスは、現在の所は新潟交通一社のみが運営している。グループ会社も含めて計四社の運営による路線網が発達している。市内や郊外を結ぶ、市中心部のバスの主要発着地は、新潟駅(万代口・南口)、万代シテイバスセンター、古町、新潟市役所前の四箇所。他には県庁前や信濃町、新潟大学、新潟空港なども発着が多い。バスセンターの前身「新潟交通バスステーションビル」(1951年完成)は、新潟県内では初の本格的なバスターミナルだった。
新潟市内の定期路線では、新潟駅万代口から古町、市役所前を通り、国道116号を経由して新潟大学・内野方面に向かう通称「西小針線」と、市役所前から古町を通り、東港線、国道113号を経由して松浜に向かう通称「下山・松浜線」の利用客が多く、この2路線の主要バス停にはバスロケーションシステム(新潟交通では「都市新バスシステム」と称している)による位置案内表示器が設置されている。これはバス車内の案内放送と無線を介して連動し、表示と音声を用いてバスの接近を知らせるものだが、県内のバス路線で同装置を使用しているのはこの2路線だけでしかない。この他、国土交通省と県内バス会社による路線バス・高速バスのリアルタイム位置案内サービス「にいがたバスi」が、新潟市内・近郊の主要バス路線と県内外の高速バス全路線で実施されており、インターネットと携帯電話でバスの現在位置を確認する事ができる。
2004年4月24日からは、新潟市中心部の観光施設を経由する観光循環バスが運行されている。2003年7~9月に試験運行し、好評だったことから定期運行化されたもの。小型ノンステップバス2輌を採用し、それぞれの車体には新潟市出身の漫画家によるキャラクターが描かれており、外回り(白山公園先回り)の車両は水島新司の「ドカベン号」、内回り(朱鷺メッセ先回り)の車輌は高橋留美子の「犬夜叉号」となっている(検車等により、一般の小型車輌で運行する日あり)。また、白根地区では既存のローカル路線が廃止されたのに伴って、同年12月中旬から旧白根市(合併後の新潟市白根支所、現南区役所)が事業主体となり、新潟交通西が運行を受託する「循環バス」(現南区区バス)の運行を開始した他、2005年4月からは赤塚地区で住民組織による路線バスの運行が開始され(新潟交通内野営業所が受託)、11月からは亀田地区でも住民主体によるコミュニティバス事業が行われている(タクシー会社のさくら交通が受託)。また2007年春から市内各地で「区バス」と呼ばれるコミュニティバスが運行されている。いずれも市が事業主体となり、新潟交通グループなど民間が運行を受託する形式により運営ている。
しかし他の地方都市と同様、近年は路線バスに関しては険しい運営状況が続いており、採算の低い路線が徐々に廃止・削減されるなど事業規模は縮小の一途を辿っている。このため、郊外線の一部区間については国や県、市からの助成金によって運行が維持されている。こうして新潟交通グループのバス路線網が脆弱化したことにより、市内外では公共交通の空白域が徐々に増加。日常の足を自家用車のみに頼らざるを得ない地域も数多く点在しており、子供やお年寄りなど、交通弱者の日常生活にも少なからず影響を及ぼしている。前述した亀田地区のように、住民組織が主体となってコミュニティバスの運行に携わる動きもあるが、市も今後何らかの対策を講じてゆく方針である。2006年7月、市は新潟交通などと共同でオムニバスタウンの指定を受けるため、準備作業に取り掛かる意向を発表した。
[編集] 高速バス
新潟市は、新潟駅万代口をターミナルに、県内各地ならびに県外各地を結ぶ高速バスの路線網が全国的に見ても発達している地域である。
各路線は新潟交通グループと越後交通、頸城自動車、蒲原鉄道、阪急バス、西武バス、名鉄バス、日本中央バス、会津乗合自動車、福島交通、JRバス東北、北陸鉄道、富山地方鉄道、長電バスの各バス会社が発着地に応じて共同で運行している。
太字は県外の都市を表す。
- 昼行高速バス路線
- 夜行を含む高速バス路線
[編集] 道路
[編集] 一般道路
新潟市を始点・終点とする国道の道路元標は、柾谷小路と本町通が交差する、本町通七番町・本町十字路(本町交差点)に設置されている。又、信濃川に架かる萬代橋は、国道の橋としては全国で二例目の重要文化財に指定されている。(なお、一例目は東京・日本橋)
市中心部のうち新潟島地区には一方通行となっている区間が多く、これは他の都市と比べても高い割合と言われている。特に、古町を中心とする地域は、1960年代に一方通行化されたが、それまでの慢性的な渋滞の解消には繋がったとされている。また日中(主に7時から22時)は幹線道路からの右折が禁止となっている交差点も多い。この為市外・県外からの観光客がタクシーを利用した場合には「わざと遠回りした」と苦情が出ることも少なくない。
新潟市周辺では、後述するようにバイパス道路網が発達しているが、市街地におけるバイパス以外の道路は片側三車線、四車線のような広幅員の道路が少なく、幹線道路の一部区間ではしばしば渋滞が発生する。なお、新潟市近郊のバイパスについては、新潟市内のバイパス網を参照。
市内の国道については、市内を北東から南西に縦貫する国道7号・8号・116号の新潟バイパス(含新新、新潟西バイパス)と、南北に横断する国道49号・403号の亀田バイパス(含横雲バイパス)・新津バイパス(含新津南バイパス)の、連続立体交差方式によるバイパス道路網が発達している。将来的には、栗ノ木バイパスを連続立体交差化して、東港線・柳都大橋と直結させる計画もある。
新潟バイパス・女池IC~竹尾IC間は、全国の一般道の中で最も交通量の多い区間とされており、それ以外の区間でも全国屈指の交通量を誇る。しかしながら、立体交差で車線数も多いため、交通は円滑に流れている。これらの連続立体交差のバイパス道路網は元来、都市間輸送路を郊外に移して市中心部の交通を円滑化する目的で建設されたものではあるが、現在はそれにとどまらず、市民の生活道路として都市高速道路のような役割を果たしている。住民の中には、バイパス道路を「無料の連続立体交差の道路」という意味で誤認しており、他の地域で有料のバイパス道路に初めて出会い「バイパスなのに金をとるのか」と感じる人も存在する程である。
バイパス道路網の役割を補充する道路として、市内を半同心円状に結ぶ外環状道路が幾つかある。県道2号・県道16号、新潟大外環状線、国道460号などがそれにあたる。このうち大外環状線については現在、新設区間の建設が進められている(完成時期は未定)。
又、市内には、道の駅が3箇所設けられている。この内、道の駅豊栄は、日本で初めて一般道路に設けられたパーキングエリアで、「道の駅 発祥の地」に認定されている。
[編集] 高速道路
新潟中央JCTは、北陸自動車道・日本海東北自動車道・磐越自動車道の、三本の交差点である。又、関越自動車道は、実質上の終点は長岡市(長岡JCT)であるが、法律上(名目上)の終点は新潟市となっている。
このため、新潟中央JCT周辺のICを案内する道路標識には、インター名と合わせて「○○自動車道」か「○○道」のような路線名が併記されておらず、右写真のように「高速道路」という表記を使用している。
北陸自動車道は、北陸地方全体や近畿地方へ、更に長岡市で分岐する関越自動車道を通じて関東地方へ、上越市で分岐する上信越自動車道を通じて中央高地や太平洋側へと、それぞれ至る。磐越自動車道は、途中で東北自動車道と交差して常磐自動車道に達して、東北地方太平洋側へと至る。日本海東北自動車道は、新潟市を通過する部分は既に開通済みである。現在はまだ中条IC(胎内市)までしか開通していないが、中条ICから村上市北郊の朝日村に掛けての区間は「新直轄方式」による建設が内定しており、更にその先の山形自動車道・鶴岡JCTまでの区間についても現在建設計画が進められている。
尚、新潟市内の高速道路は、磐越道の新潟PA以東、日東道の豊栄SA以東を除いて四車線で開通している。磐越道の新潟PA以東、日東道の豊栄SA以東は今のところ暫定二車線(対面通行)となっている。
又、2004年12月24日から、黒埼PAでスマートインターチェンジの社会実験が実施されていたが、2006年10月1日から設置が恒久化された。また、2006年4月4日から社会実験が実施されていた豊栄SAも2007年4月1日から恒常化された。但し、利用できるのは長岡・津川方面への流入・流出のみ。中条方面は利用できない。
[編集] 市内を走る主な道路
※高速道路は、上下に関係なく、新潟中央JCTを中心に掲載する。
- 一般国道
(※括弧内は重複区間となっている路線)
- 県道(主要地方道、一般県道)
(→新潟市内を走る県道一覧)
[編集] その他、道路に関する項目
[編集] 空港
市の東部、阿賀野川河口の左岸側に新潟空港が立地する。市街地に隣接しているためアクセスが良い。
国際線は1973年に日本航空およびアエロフロート(当時)によりハバロフスク線が運航されるなど早い時期から開設され、現在ではロシア極東地方、中国東北部を初め、ソウルやグアムなどへ就航している。特にロシア極東方面への路線は、日本国内では新潟からしか就航していない路線もある。発着便数は多くないものの4か国8路線(内1路線は休止中)の国際線が就航しており、地方空港としては屈指の路線数を誇る。
国内線は、新千歳空港、中部国際空港、大阪国際空港、福岡空港、那覇空港など主要都市のほか、佐渡空港への路線も持つ。
その他詳細は新潟空港の項を参照。
[編集] 港湾・水運
[編集] 新潟港
新潟市中心部には、特定重要港湾である新潟港があり、新潟港には、貨物専用の掘り込み式である新潟東港と、旅客と貨物を両方とも取り扱う信濃川河口にある新潟西港(狭義の新潟港)の二つがある。又、佐渡汽船や新日本海フェリーの就航航路もある。
新潟西港には、北朝鮮の貨客船である万景峰号も入港するため、一時期は騒然となった。
[編集] 漁港
市内には新潟港以外に、下記の漁港がある。
[編集] 水上バス
中心部を流れる信濃川を経由する水上バスが、信濃川ウォーターシャトルにより定期運航されている。市内の観光資源としての役割は元より、鉄道とバスに続く第三の通勤・通学の足として定着させる事を目指している。
- 定期航路
- みなとぴあ - 朱鷺メッセ - 万代橋西詰 - 県庁前 - ふるさと村
[編集] 観光
[編集] 名所・観光地
- 萬代橋
- 信濃川やすらぎ堤 ― 桜や夜景の美しい親水空間
- 信濃川ウォーターシャトル(水上バス)
- 新潟市歴史博物館(みなとぴあ)― 敷地内には旧新潟税関も
- 白山公園 ― 日本初の都市公園の一つ
- 新潟みなとトンネル(川底トンネル)、みなとタワー
- NEXT21、朱鷺メッセ展望室 ― 佐渡島や日本海に沈む夕日が一望できる
- 新潟県政記念館(新潟県議会旧議事堂)
- 新津記念館
- 新潟市水族館 マリンピア日本海
- 新潟県立植物園
- 日本海タワー
- オギノ通り(オギノ式を開発した荻野久作医師に因む)
- 日本中央競馬会新潟競馬場
- 福島潟自然公園
- 岩室温泉
- 新津フラワーランド
- 旧新潟交通電車線月潟駅と保存電車
- 菱風荘
- 石油の里公園(新津油田跡地)
- 行形亭 - 登録有形文化財に登録されている料亭
[編集] 祭事
[編集] イベント
音楽関係
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文化関係 |
その他
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[編集] 名物料理
[編集] 伝統産業
[編集] 新潟市を舞台にした作品
- トラック野郎 度胸一番星(監督:鈴木則文。出演:菅原文太、愛川欽也、片平なぎさ、千葉真一)
- blue(原作:魚喃キリコ。映画版監督:安藤尋。主演:市川実日子、小西真奈美、大部分を新潟市内でロケ)
- 愛してよ(全編新潟市ロケ。主演:西田尚美)
- ヴァイブレータ(一部新潟市ロケ。主演:寺島しのぶ、大森南朋)
- 新宿純愛物語(一部新潟市ロケ。主演:仲村トオル)
- 初恋(新潟市内でロケ。設定は新潟ではない。主演:宮崎あおい)
- ラフ ROUGH(映画 2006年)(新潟市内でロケ。設定は新潟ではない。出演:速水もこみち、長澤まさみ)
- 新潟ブルース(美川憲一)
[編集] 唱歌
大和田建樹作詞の「鉄道唱歌」では、第4集北陸篇において新潟は5番を割かれて歌われている。日本海側の都市で、日米修好通商条約における開港指定五港に認定され、大きく栄えていたことなどが関係していると見られる。なお、歌が作詞された当時は新潟駅は存在せず、信濃川を挟んで対岸に在った沼垂駅がこの地のターミナルになっていた。
- 42.もみじは新津秋葉山 桜は亀田通心寺 わするな手荷物傘鞄 はやここなるぞ沼垂は
- 43.おるればわたる信濃川 かかれる橋は万代の 名も君が代とときわにて 長さは四百数十間
- 44.川のかなたは新潟市 舟ゆく水の便(たより)よく わたせる橋をかぞうれば およそ二百もありとかや
- 45.春は白山公園地 一つににおう梅桜 夏は涼しき日和山(ひよりやま) 鯛つる舟も目の前に
- 46.汽船の煙海を染め 商家の軒は日をおおう げにも五港の一つとて 戸数万余の大都会
[編集] 出身有名人
[編集] 政財界
[編集] 学界
[編集] 漫画家
(人名の後に、代表作一作を括弧内に記す。)
[編集] 芸術家(除漫画家)
[編集] 芸能
[編集] 俳優・女優・声優
俳優 |
女優 |
声優 |
[編集] 音楽家
[編集] タレント
その他
- 寿々木米若(旧中蒲原郡出身・狼狽師)
[編集] スポーツ
サッカー
野球
- 青島健太(元プロ野球選手・スポーツキャスター)
- 小林幹英(元プロ野球選手・広島東洋カープブルペン投手コーチ。出生地は広島県)
- 吉田篤史(元プロ野球選手・横浜ベイスターズ投手コーチ)
- 本間忠(プロ野球選手・東京ヤクルトスワローズ投手。旧新津市)
- 渡辺浩司(元プロ野球選手・元北海道日本ハムファイターズ選手・打撃コーチ、現プロスカウト(スコアラー)。旧白根市)
その他
[編集] 名誉市民
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 新潟観光コンベンション協会
- the-Niigata.com
- 新潟市総合交通案内 - 新潟市近郊の鉄道・バス・高速バス・船舶・航空情報
- データからみる政令指定都市「新潟」(日本政策投資銀行)
- この記事は、記事が長くなったために、下記のページに内容を分割しています。このテーマに関する情報については、それぞれのページをご参照ください。
- 行政
- 主な学校
- 交通
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