ひもスプレー
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ひもスプレーは、1980年代から1990年代にかけて流行したパーティグッズの通称。いたずらスプレーなどとも呼ばれる。
[編集] 概要
ヘアスプレーのようなボンベにノズルがついており、ノズル上部のボタンを押すことで、ひものように樹脂状の液体が飛び出す。液体は空気に触れた瞬間から硬化し、ウレタンのようにボロボロと崩れるため、服を濡らしたりすることはない。 見た目の派手さと気軽さが受け、宴会や花見などの席で広く用いられたが、材質のためガスボンベやケーキの蝋燭に引火するなどの騒ぎが起き、危険性が指摘されるようになり、流行に水をさす結果となってしまう。一時の熱狂的なブームは過ぎ去ったが、現在も「ビックリWスプレー」の名称で発売されている。
[編集] 関連項目
- 所さんのただものではない!(毎回番組のエンディングでひもスプレーが使用され、流行の発端となった)