ぷりっぷり
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ぷりっぷりは、2003年4月から2005年3月にかけて、東海地方で金曜深夜25:00-25:15に放映されていた東海テレビの情報番組。
清水美紀アナウンサーが企業やテーマパーク、新商品などを、毎回一話完結のコミカルなストーリーに絡めながら紹介していく。視聴者プレゼントがあるなど、視聴者との交流を意識した番組でもあった。
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[編集] 美紀エンジェル(美紀サンタ)
清水は普段のアナウンサーとしての顔の他に、「別の顔」を持ち合わせているという設定。放送期間を前期・後期に分けると、前期は年中サンタの格好の「美紀サンタ」が視聴者の願いを叶える展開と、ハイパーレディー「ウッチャーリーズエンジェル」が企業の依頼を受けて商品を売り込みに行く2通りの展開があり、清水がいろいろなボケをかましながら目的を達成するドタバタコメディーが基調であった。後期はウッチャーリーズエンジェルの流れを汲む「美紀エンジェル」が、悪の軍団「ぽこぽこ団」の野望を阻止するために奮闘する展開がメインとなっていった。
「美紀エンジェル7」と表記されることもあるが、美紀エンジェルがぽこぽこ団との激しい戦いで一度敗れたものの、街のみんなの応援でパワーアップして復活した以降の美紀エンジェルのことである。
[編集] 美紀エンジェルの仲間
[編集] ぷりィヌ
美紀エンジェルの行くところついて回る準レギュラー格。AIBOを髣髴とさせるロボット犬型の外観をしている。文末を「~なのだ。」で結ぶ口調が特徴的。物知りだが、犬のせいか気ままな性格。
[編集] 美紀エンジェルのボス
ストーリーにおけるぽこぽこ団の比重が大きくなるまでは、美紀エンジェルが「ひみつ通信機」でボスと交信しながら指令を遂行していくというスタイルだった。その姿が放映されたことはなく、声のみの出演。
[編集] 美紀エンジェルロボ
手の平に乗るほどの大きさの鳥型ロボット。陸・海・空対応。美紀エンジェルは複数の美紀エンジェルロボを情報収集に使用していた。
[編集] ぽこぽこ団
美紀エンジェルと敵対関係にある悪の軍団。番組内では単独行動をしている場面ばかりが描かれたので、集団としてのイメージがないが、東海テレビ祭りのぽこぽこ団ショウでは複数の団員が確認された。一般の団員は全身赤タイツを身にまとい、赤いベレー帽をかぶっている。顔までタイツに覆われているので表情はわからない。「ぽこ」と聞こえる奇声のみを発し、それ以外は喋らない。そのままでは意味不明なので、ぽこぽこ団の言葉には字幕が付く。美紀エンジェルやぷりィヌは彼らの言葉を理解でき、ぽこぽこ団は日本語を理解するので、意志の疎通に支障はない。
美紀エンジェルは美紀エンジェル7になってから背中の羽根を失っているが、ぽこぽこ団のボスとの戦いに敗れた際に羽根を奪われたためである。
限られたぽこぽこ団にしか使えない「ぽこビーム」という技がある。
番組後期のお決まりのパターンは、美紀エンジェルがひょんなことからぽこぽこ団の悪事の現場に出くわし、ぽこぽこ団の間抜けなミスや、ぽこぽこ団が美紀エンジェルの機嫌を損ねたことで、美紀エンジェルにパンチ一発で倒されて、結局ぽこぽこ団の計画は失敗に終わるというものであった。
[編集] 関連項目
- 武藤祐子(2回だけ清水の代打出演)
[編集] 外部リンク
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