アトラク=ナクア
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アトラク=ナクア (Atlach-Nacha アトラック=ナチャ アトラク=ナチャ又はアトラナート) は、クトゥルフ神話などに登場する蜘蛛の神性をもつ架空の神の名前である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
ツァトゥグァと共に幽閉された。ンカイの中、もしくは下に棲み、広大な深淵に巨大な巣をはりつつ、無限の幽閉期間を送っている。
人間と同じくらいの大きさの蜘蛛で、昆虫の器官を多数もっている。真紅の目を持ち、体は黒檀色の毛で覆われ丸太のような脚を持ち、甲高い声を出すとされる。何時、何処で生まれたのかは定かではない。
全ての蜘蛛を支配するものとされているが、その説は迷信らしい。
自分の作業を邪魔される事を極端に嫌う。何故深淵の谷間に巣を張るのか、目的は不明。一説には巣が完成した時が世界が滅ぶ時だという。
[編集] 登場作品
- 「七つの呪い」(クラーク・アシュトン・スミス)