アベス島
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アベス島（Isla Aves Island、英名バード島、Bird Island）とはカリブ海にあるベネズエラ領の島。
ベネズエラ本土から約500Km以上はなれた場所にあり、グアドループの遠く西の方、ドミニカ国から西の230Km沖合いにある、サンゴ礁の砂州からなる小さな孤島である。
アベス島は1587年、スペイン人のAbaro・Sanzzeにより発見され、イスラ・デ・アベスを示したと言われている。後にイギリス、スペイン、ポルトガル、オランダが領有権を主張。1878年から1912年までは、アメリカが鳥糞石の採掘のためアベス島を占領していた。
現在アベス島はベネズエラが占領しているが、ドミニカ国がアベス島の領有を主張しており、2001年、ドミニカ国の反発をよそに、ベネズエラ政府はアベス島に軍事基地を建設。島の領有権を主張するドミニカ国との間で対立しており、セントクリストファー・ネイビスやセントルシアやセントビンセント・グレナディーン諸島などの、カリブ諸国もドミニカ国と共にベネズエラによるアベス島の占領に反発している。
