アロンアルフア
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アロンアルフア(Aron Alpha)は東亞合成が製造・販売(家庭用はコニシが販売総代理店)している瞬間接着剤。
1963年に誕生し、1971年一般家庭用に発売開始。トップブランドであると同時に日本では瞬間接着剤の代名詞となっている。現在は「ボンドアロンアルファシリーズ」として発売している。
海外輸出も行っており、アジア、北米(ブランド名はKrazy Glue)を中心に世界30カ国以上で発売している。
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[編集] 商品の概要
- 用途別にモノの壊れ、カケ、住宅の隙間防止、家具・壁掛けの補強具接着、工作などに利用できる。
- シリーズとしては「一般用」「ゼリー状」「ハイスピード」「プチペン」などがある。
- アロンとは、前身の矢作工業設立当初、主要製品の商標に弓矢をイメージしたマークを採用していたため、その弓矢を意味する「アロー」とプラスチック技術の主力を担うナイロンやテフロンなどの「ロン」という言葉を合成してつけられたという。子会社「アロン化成」も東亞合成からアロンの商標権を使用できるように許諾を得た。
[編集] 歴代コマーシャル
過去には奇抜な発想によるコマーシャルが数多く製作された。ただ、これらはコマーシャル上の演出なので、一般人は真似を絶対にしないよう呼びかけている。
- 割れたレコードの破片をくっつけ、再び聞けるようにする。
- ジープ同士をくっつけ、瓦礫の斜面から引っぱり上げる。
- ゴルフボールの上に乗って回っている独楽を、スーパーセットの瞬間液で止めさせる。
- 前輪を持ち上げたオートバイ(ウィリー走行)が、アロンアルフアを塗った柱に前輪を当てて停止。すると前輪が柱に接着されてしまい、ライダーが降りてもオートバイは倒れずそのまま立っている(1985年)。
- 鉄棒にパワーシャベルをくっつけて懸垂させる。
- 風船にアロンアルフアを塗り、ダーツの矢を当てる。風船は割れず、矢がくっついてしまう。
- 人形をアイスホッケーのパックに乗っけたり、あるいはジェットコースターの先頭車両にくっつけてその耐久性を調べる。
- 自転車の上に自動車を乗せて走る。
- 近年(1999年製作)のCMでは、日本人が日常的に考える「壊れたら捨てる」(いわゆる「使い捨て」)主義を考え直して、壊れたら直すことを訴える内容のCMが放送された。それにはロボットの人形(フィギュア)や電気スタンド、ハイヒール、挙句には人間や自動車までもが捨てられるというイメージの画像が放送された。
[編集] 類似商品
- 100円ショップで販売されている同様の瞬間接着剤の名称に「ツリロンアルファ」(アルファ商事株式会社)というものがある。