アート・アンド・ランゲージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アート・アンド・ランゲージ(Art & Language)は、イギリスのコンセプチュアル・アーティストたちのグループ。
1966年から共同作業をしていたテリー・アトキンソン、デイビッド・ペインブリッジ、マイケル・ボールドウィン、ハロルド・ハレルによって、1968年にコベントリーで結成された。1969年から不定期に機関誌『アート=ランゲージ』を発行。1970年、アメリカ人のジョセフ・コスースが参加し、同誌のアメリカ担当編集者になった。このころ、ほかにも多くの参加者を集めた。
芸術の理論化の過程を芸術行為そのものに転化し、議論家集団とも揶揄される。モダニズムや、芸術・社会・美術市場の結合について活発に論じた。1970年代後半には事実上解散したが、ボールドウィンは残った2人とともにグループの継承者を主張。アトキンソンとコスースはこれに反対し、1997年に「アート・アンド・ランゲージ2」を結成した。
カテゴリ: スタブ | 20世紀美術 | イギリスの文化 | コンセプチュアル・アート