アーバン号 (高速バス)
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アーバン号( - ごう)とは、岩手県盛岡市と宮城県仙台市を結ぶ高速バス路線である。
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[編集] 運行会社
[編集] 概要
東北新幹線と完全に競合した区間であり、時間では及ばないが、新幹線は往復1万円以上かかるのに対しアーバン号では5千円で済むというメリットからビジネス利用が非常に多い。普通列車より速くて安いのも特徴である。また行楽にも多く利用されており、平日より金・土・休日の方が便数が多いのが特徴である。
かつて仙台~盛岡には、国鉄と東日本急行と共同で仙台盛岡急行線という急行バス路線があり、国道4号を通って運行していた。1968年に開業、仙台から盛岡まで途中の停留所に停車しながら運行していたが、自動車の増加により定時運行が保てなくなったことや、利用者の減少により1975年に廃止された。
現在のアーバン号は、東日本急行及び国鉄バスの後身であるJRバス東北が運行に参加していることからも、仙台盛岡急行線の高速道路への乗替で継承・発展したと言う見方もできる。
[編集] 運行経路
仙台駅前 - 広瀬通一番町 - (仙台宮城IC) - (中尊寺PA※休憩地) - (盛岡IC) - 盛岡駅西口 - 盛岡バスセンター
[編集] 歴史
- 1989年9月21日 - 岩手県交通、JRバス東北、東日本急行、宮城交通の4社で運行開始。
- 1996年7月1日 - 岩手県北バス参入。
- 2002年4月 - 盛岡駅前の停留所位置が旭橋から盛岡駅西口に変更。
- 200x年xx月 - JRのみどりの窓口での乗車券販売を終了。
[編集] 利用状況
- 平成14年度 1日あたり649.2人、1便あたり18.7人
- 平成15年度 1日あたり598.0人、1便あたり17.7人
- 平成16年度 1日あたり677.8人
- 平成17年度 1日あたり671.1人[1]
[編集] 外部リンク
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