インターネット参拝
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インターネット参拝(インターネットさんぱい)とは、神社や寺院がホームページを作成して、パソコンの前で参拝を行うことである。ネット参拝とも言う。
具体的には、メールで願い事を送信し、それを神職・住職が直接神前・仏前へ祈願する形式が一般的である。お札やお守りの販売も通販で行っている箇所もある。中にはJavaを用いて鈴を振ったり、賽銭を入れたり出来るなど本格的なものもある。
[編集] インターネット参拝の是非
インターネットによる参拝の是非は意見が割れている。
- 肯定派の意見
- 遠方に神社があるため、直接行くことが困難な人も気軽に出来る。
- 神社が身近になり、より親近感を持ってもらえる。
- 離れた箇所から神社を拝む「遙拝」、代理人に頼む「代拝」と同じである。
- 否定派の意見
- インターネット上には神霊は存在しない。
- 信仰するということの尊厳が損なわれかねない。
全国の神社を管理する神社本庁は、インターネット参拝を自粛するように全国の神社に通知をするという異例の行為を行っている。
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