オラクル認定試験
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オラクル認定試験( - にんていしけん)は米国オラクル社が開発・提供しているOracle Databaseに関する技術・知識があるか判断する試験のこと。この試験の合格者は通称Oracle Masterと呼ばれる。Oracle Databaseのバージョンが上がる度に試験の概要が変わってくる。
試験はコンピュータで行われ、結果はその場で分かる。試験内容はOracle Databaseの管理にまつわるものとOracle Databaseを操作するためのSQL文に関するものとがある。また受験者の目的により、データベース管理者、アプリケーションサーバー管理者、開発者の3つの道が用意されている。合格した試験の組み合わせによって認定が変わってくる。
難易度は4段階あり、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの順に難しくなる。シルバー以降の認定を受けるとOracle Certification Program (OCP) と呼ばれる世界共通の認定が自動的に与えられる。従って、シルバー以降の認定は世界で通用するものとなると言える。