オーロラになれなかった人のために
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オーロラになれなかった人のために | ||
---|---|---|
スピッツ の ミニアルバム | ||
リリース | 1992年4月25日 | |
録音 | - | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 23分11秒 | |
レーベル | ポリドール | |
プロデュース | スピッツ&高橋信彦 | |
スピッツ 年表 | ||
名前をつけてやる (1991年) |
オーロラになれなかった人のために (1992年) |
惑星のかけら (1992年) |
オーロラになれなかった人のためには 日本のロックバンド、スピッツの初のミニアルバム。
[編集] 解説
- 前作『名前をつけてやる』に収録されていた『魔女旅に出る』でストリングスアレンジを担当した長谷川智樹氏を迎え、オーケストラ色を前面に押し出し、バンドとして新たな一面を見せた。
- ラストナンバーの「涙」のように、草野以外のメンバーが全く参加してない作品もあり、草野のソロアルバム的要素が強いと思われがちだが、メンバーは全員それを否定し、全てちゃんと4人で作り上げたものだと言う。
- 非売品ではあるが、アナログ盤も存在する。1997年にアナログ化されたデビューアルバム『スピッツ』から『インディゴ地平線』までの7枚全てを購入し、それぞれ帯に付いてる応募券でアナログ盤収納ボックスが全員にプレゼントされたが、さらに抽選で500名には、このミニアルバムのアナログ盤がプレゼントされた。
- アナログ盤の歌詞カードの裏には、メンバーがそれぞれ自筆で『◯◯になれなかった人のために』(◯◯にはメンバーそれぞれ別の言葉が入る)というタイトルでミニエッセイが書かれている。
- 音質向上のため、スティーブン・マーカッセンによりリマスタリングされ、2002年10月16日に再販された。
[編集] 収録曲
- 魔法 (4:31)
- 序曲としてあとで作られた曲。ラストの長い演奏も印象的。
- 田舎の生活 (3:18)
- 5拍子の曲。ストリングスとマリンバとアルペジオの絡みが心地よい。三輪テツヤは、以前ライブでこの曲を演奏している時に途中で5拍子がわからなくなってしまい、音がずれてしまったことがあるらしい。トリビュート・アルバム『一期一会』でLOST IN TIMEによりカバーされたこともある。アニメ『ハチミツとクローバーII』最終回の挿入曲。
- ナイフ (6:56)
- スローテンポなラブバラード。歌詞は残酷なまでに純粋ともいえる。「流れ星」収録の「エトランゼ」を除き、現在のスピッツの曲でもっとも長い曲である。
- 海ねこ (4:02)
- 本作では最もバンドサウンドが全面に出ている曲。同時に鳴り響くホーンセクションが、後の「裸のままで」に繋がったようにも思われる。
- 涙 (4:21)
- メンバーの演奏はなく、弦楽四重奏と草野のボーカルで構成されている。アマチュア時代に三輪テツヤとの共作で原曲があったがリメイクしている。
[編集] 関連項目
![]() |
この「オーロラになれなかった人のために」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(Portal:音楽 Wikipedia:ウィキプロジェクト アルバム) |