カスモサウルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カスモサウルス(Chasmosaurus)は、白亜紀後期に北米大陸に生息していた角竜類の恐竜の一種。
カスモサウルスとは、「穴のあいたトカゲ」という意味で、これは頭部のフリルに、(軽量化のためと考えられている)穴があいているからである。しかしこの「穴」は、トリケラトプスを除き、ほとんどの角竜にこの特徴が見られるためカスモサウルス特有の物ではない。
[編集] 特徴
頭部のフリルは縦に長い形で、角流最大級の長さを誇る。フリルの左右の先端にはトゲ状のごく短い角が二つずつ付いている。角はトリケラトプス同様、3本ある。体長は5~8メートルとされる。
[編集] 種の分け方
カスモサウルスの中にも数種あり、多いときは7種ほどあったのが現在では4種類程度だろうといわれている。ベリィと言う種が最も有名なようである。
カテゴリ: 恐竜関連のスタブ項目 | 恐竜 | 角竜類