カルシウム拮抗剤
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カルシウム拮抗剤(—きっこうざい、calcium channel blocker, CCB)とは、血管の平滑筋にあるカルシウムチャンネルの機能を阻害し、血管拡張をきたす薬剤のこと。効能として主に高血圧、狭心症があげられる。
催奇形性の可能性が報告されており、妊婦・妊娠の可能性のある患者には禁忌である。 高血圧に用いる場合の第一選択薬とされ、幅広い患者に使用されている。CYP3A4で代謝されるものが多く、グレープフルーツの飲用で効果増強のおそれがあるとされるが、アムロジピンなど一部の成分ではその影響を受けづらい。
- 現在市販されている商品名
- アムロジン・ノルバスク(一般名アムロジピン) — CCB薬のなかで、日本でもっとも服用されている
- ヘルベッサー
- アダラート・L・CR
- ワソラン
[編集] 関連項目
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