カルティエ
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カルティエ(Cartier SA)は、フランスのジュエリー・高級時計ブランド。
宝石商の王であるがゆえに王の宝石商 と言われるフランスの名門ブランド
[編集] 歴史
1874年、フランス人宝石細工師のルイ・フランソワ・カルティエがパリに開いたアトリエが始まり。1900年代に入って、彼の3人の孫達によって世界的なブランドとなった。
孫の一人ピエールはニューヨークへ進出、もう一人のジャックはロンドン、最後のルイはパリに店を構えた。特に3代目当主となったルイはアール・デコ様式のジュエリーやファッション性の高い時計を作り上げ、カルティエの名声を高めた。
また、アルベルト・サントス・デュモンから飛行中でも操縦桿から手を放さないですむようにと依頼されてルイが作った腕時計は「サントス」という名前で現在でも人気が高い。1904年にはイギリス王室御用達に指定された。
現在はフランスのコングロマリットのリシュモングループの傘下にある。
パリ開放を記念して販売されたタンクウォッチ(四角い形状で秒針なし)は高級腕時計の定番として知られる。