カルロス・ビアンチ
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カルロス・ビアンチ(Carlos Bianchi, 1949年3月26日 - )はアルゼンチン出身のサッカー選手、監督。
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[編集] 経歴
1949年3月26日、ブエノスアイレスで生まれる。 選手時代はフォワードとして活躍した。アルゼンチン代表にも選ばれ、1968年のベレス・サルスフィエルドのリーグ戦初優勝にも貢献した。 現役引退後の1993年に古巣であるベレス・サルスフィエルドの監督に就任した。1968年以来優勝から遠ざかっていたベレスをリーグ戦優勝に導いた。コパ・リベルタドーレスを制し、トヨタカップでもACミランをやぶりクラブチーム世界一となった。
ベレスでの実績を買われ、1996年にはヨーロッパの強豪クラブであるASローマの監督に就任するもシーズン途中で解任されてしまう。
1998年からはアルゼンチンに戻りボカ・ジュニアーズの監督になると持ち前の手腕を発揮し、国内リーグ3回、コパ・リベルタドーレス2回、トヨタカップ1回を制する。2001年のトヨタカップでの勝利を逃すと辞任するが、2003年には成績が低迷するボカを救うためふたたび監督に就任する。カルロスが監督に就任すると破竹の勢いで勝ち続けリーグ優勝を果たす。さらにコパ・リベルタドーレス、トヨタカップも制した。監督として4度のコパ・リベルタドーレス制覇、3度のトヨタカップ制覇はどちらも史上初の快挙であった。
2005年にはスペインの名門アトレティコ・マドリードの監督に就任するが,前半戦終了を待たずに、成績低迷を理由に解任された。
[編集] 所属クラブ
[編集] 選手
- ベレス・サルスフィエルド(1967年-1973年 アルゼンチン)
- スタッド・ランス(1973年-1977年 フランス)
- パリ・サンジェルマン(1977-1979年 フランス)
- RCストラスブール(1979年-1980年 フランス)
- ベレス・サルスフィエルド(1980年-1984年 アルゼンチン)
- スタッド・ランス(1984年-1985年 フランス)