ガヴィーノ・レッダ
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ガヴィーノ・レッダ(Gavino Ledda、1938年‐)はイタリアの言語学者。サルデーニャ島シリゴ生まれ。
羊飼いの家に生まれ、小学校の教育を受けたのち、父親の羊番を手伝うことになる。
その後、ドイツに出稼ぎに行こうとしたが文盲のためその意図を果たせず。イタリア陸軍に兵士として入隊し、中学校卒業資格を得て、ローマ大学で言語学を学び、32歳で卒業、講師の職を得る。
1935年Padre Padreneを出版し、ヴィアレッジ賞を受賞。この小説は「父 パードレ・パドローネ」としてパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ監督により映画化された。