キャリーオーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャリーオーバー (英: carry-over) とは、当籤金を目的として定期的に行われる籤において、次回に当籤金を持ち越すこと、またその持ち越し金のことである。その他、クイズ番組「オールスター感謝祭」で使われる(次ピリオドに賞金を持ち越す)。
- 英語のcarry-overは、繰り越し一般の意である。
一般に籤は、必ず当たり籤があり、また籤の当たり方によって当籤金の総額に大きな差の出ることがないように作られるが、競争の勝者を当てるような籤では、必ずしも当たり籤がない、または少なくなることを想定する場合がある。当たり籤がない、または少なくなった場合には、当籤準備金が余る。この当籤準備金の残余を、次回の当籤準備金に積み立てることをキャリーオーバーと呼ぶ。この方式では、当たり籤がなかった、または少なかった次の回の籤では、同じ当籤率の籤でも前回よりも当籤金が上がるため、当籤率の期待値が同じであっても、当籤金の期待値が上がることになる。
[編集] キャリッジオーバーの行われる籤の例
- スポーツ振興くじ BIG