クロスファイア (小説)
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『クロスファイア』は光文社出版の宮部みゆきの小説。後に映画化された。
この小説の前の話は短編小説『鳩笛草 燔祭/朽ちてゆくまで』の「燔祭」で描かれている。
[編集] ストーリー
『念力放火能力(パイロキネシス)』という超能力を持って生まれた女性、青木淳子(あおき じゅんこ)は、力を「ガス抜き」のために放出しに向かった廃工場で、瀕死の男性を運んできた4人の若者を目撃する。淳子は男性を救うため力を解放して、次々と若者を燃やしていくが、残る一人「アサバ」を逃してしまう。瀕死の男性から若者達に恋人の「ナツコ」が連れ去られた事を聞いた淳子は、「ナツコ」を助けるためわずかな手がかりを元に「アサバ」を探し出す。一方、放火捜査班の石津ちか子刑事はこの事件に、昔起きた不可解な焼殺事件と同じ匂いを感じ、それを起こした犯人が再び現れた事を悟る。
[編集] 書籍
- クロスファイア 上・・・ ISBN 4334073131
- クロスファイア 下・・・ ISBN 433407314X
- 文庫版
- クロスファイア 上・・・ ISBN 4334733700
- クロスファイア 下・・・ ISBN 4334733719