コモドアーズ
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コモドアーズは
コモドアーズ | |
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出身地 | アメリカ合衆国 |
活動期間 | 1973~ |
ジャンル | ファンク |
レーベル | モータウン ポリドール・レコード |
メンバー | J.D.ニコラス- ボーカル ウイリアム・キング - トランペット ウォルター・オレンジ - ボーカル、ドラム |
旧メンバー | ライオネル・リッチー - ボーカル、サクソフォーン、ピアノ トーマス・マクラリー - リード・ギター ミラン・ウイリアムズ - キーボード ロナルド・ラプリード - ベース・ギター |
1970年代から1980年代にかけて活躍。メンバーは1986年タスキギー大学の新入生として出会い、モータウンと契約した。最初の仕事はジャクソン・ファイブのライブツアーのサポートだった。
目次 |
[編集] メンバー
[編集] オリジナルメンバー
- ライオネル・リッチー - ボーカル、サクソフォーン、ピアノ
- トーマス・マクラリー - リード・ギター
- ミラン・ウイリアムズ - キーボード
- ウイリアム・キング - トランペット
- ロナルド・ラプリード - ベース・ギター
- ウォルター・オレンジ - ボーカル、ドラム
[編集] 来歴
「Easy」や「Three Times a Lady」はコモドアーズを代表するバラッドの名曲だが、曲そのものが余りにも有名すぎて、それがこのグループのものだと知らない人は多い。その訳は、コモドアーズは本来ファンキーな曲や、「Brick House」・「Fancy Dancer」や「Slippery When Wet」のような激しいダンスナンバーを得意としていたためである。
ライオネル・リッチーの「Oh No」は映画『The Last American Virgin』で使われ、器楽曲「Machine Gun」はスポーツイベントのBGMやたくさんの映画で多用された。「Boogie Nights」もまた多く採用された。「Cebu」(フィリピンのセブ島が曲名の由来)はクワイエット・ストームを代表する名曲と評された。
バンドのメンバーの入れ替わりが激しく、特にボーカリストは目まぐるしく変わった。ライオネル・リッチーがソロ活動をメインに据え脱退すると、元ヒートウエーブのJ.D.ニコラスを迎え、ドラマーのウォルター・オレンジとのツインボーカル体制をとった。しかし、グラミー賞を受賞した「Nightshift」を除いて、ヒットを飛ばすことはできなかった。やがて、オリジナル・メンバーが次々と離脱した。リッチーに続いて1982年にはマクラリー、1986年にはラプリード、そして1989年にはウイリアムズと続いた。それらと期を同じくして、バンドは元々のファンクスタイルを捨て、より売れ筋のポップ・ミュージックに傾倒していった。
1985年にはNBC系列のWXIA-TVのコマーシャルで演奏したりしていたが、1986年にはモータウン・レコードからポリドール・レコードへ移籍。何枚かのアルバムやベスト盤をリリースしたが、現在のバンドは結成時のそれとはまったく異なるバンドといわざるを得ない。
[編集] ディスコグラフィ
- 1973年 マシン・ガン -Machine Gun
- 1974年 Caught in the Act
- 1975年 Movin' On
- 1976年 Hot On The Tracks
- 1977年 コモドアーズ -Commodores
- 1977年 Zoom
- 1978年 ナチュラル・ハイ -Natural High
- 1979年 ミッドナイト・マジック -Midnight Magic
- 1980年 ヒーローズ -Heroes
- 1981年 イン・ザ・ポケット -In The Pocket
- 1983年 Commodores 13
- 1985年 ナイトシフト -Nightshift
- 1986年 United
- 1988年 Rock Sold
- 1991年 All The Grate Hits
- 1992年 コモドアーズ・クリスマス
- 1992年 Commodoars Hits Vol.1~2
- 1993年 No Tracks
- 1998年 Commodores Live!
[編集] 外部リンク
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