サーナイト
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サーナイト | |
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全国 キルリア - サーナイト (#282) - アメタマ |
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ホウエン キルリア - サーナイト (#031) - アメタマ |
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全般 | |
英語名 | Gardevoir |
進化体系 | 2進化ポケモン |
進化前 | キルリア |
進化後 | なし |
世代 | 第3世代 |
ポケモン学 | |
分類 | ほうようポケモン |
タイプ | エスパー |
高さ | 1.6 m |
重さ | 48.4 kg |
特性 | シンクロ / トレース |
サーナイトは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
人間に近い体型をしている。手足は細長く、普段はサイコパワーで全身を支えている。胸背にはピンク色をした逆三角形の板状の器官が存在する。未来を予知する能力を持ち、これによりトレーナーに降りかかる危険を察知し、命懸けで守ろうとする献身的な性格を持つ。また、そのサイコパワーにより空間を捻じ曲げ、小型のブラックホールを作り出す能力も持つ。女性的な姿をしているが、雌雄共に存在する。 しかしダイヤモンド・パールにおいて♂のキルリアのみが進化するエルレイドが新しく追加されたのに加え、ゆうわくなどの技が追加された事により、「サーナイトといえば♀」という固定観念が広まりつつある。
[編集] ゲームでのサーナイト
『ルビー・サファイア』で初登場。キルリアからレベル30で進化する。「とくこう」「とくぼう」が特に高く、エスパータイプの技を多く覚えられるほか、わざマシンなどを使用することで多彩なタイプの技を覚えることも出来る。その高い能力値の為、海外のポケモンの大会であるPokemex 2006でも優勝者が使用していた。人間に近い体型を持つが、タマゴグループではドガース、ゴースなどと同じ不定形グループに分類される。
また、シナリオ中ではミツルが使用する。これは主人公の付添のもとで捕まえたラルトスが進化したものである。(ちなみにこのサーナイトは♂)
『ポケモン不思議のダンジョン』では、主人公の夢に度々現れるミステリアスな存在として描かれる。ある日突然ポケモンになってしまった主人公にその使命を告げ、導くと共に惑わせる存在でもある。
[編集] アニメでのサーナイト
オープニングに登場したことがある他、コンテスト会場で後ろ姿が一度見かけられ、またラルトスとマサトをメインとしたエピソードではキルリアと共にラルトスの姉として登場した。 DP編では非情なポケモンハンター・Jに商品として捕まえられるもサトシたちの力を借りて置物状態から脱出、落ちていく貨物室からJの部下も一緒にてテレポートで助け出すというやさしい一面を見せた。
[編集] ポケモンカードでのサーナイト
ポケモンカードゲームではサーナイトは、キルリアから進化する超タイプの二進化ポケモンとして扱われている。弱点は超タイプで、抵抗力はなし。
初登場はポケモンカードADV第一弾拡張パックで、超タイプとして収録された。その際のレアリティは★で、コレクションナンバーは029、ホログラム入りのレアカードだった。ポケモンカードe第四弾拡張パック「裂けた大地」のスターミーから受け継いだワザ、「エネバースト」を覚えていた。このワザは自分と相手のエネルギーカードの枚数×10ダメージを与えることができたため、構築済みスターターメタグロスデッキのメタグロスと併用すれば、高確率で奇襲が狙えた。
2005年に発売された明治製菓「ポケモンチョコスナック 第3弾」のおまけカードとしても登場。 同商品は「映画『ミュウと波導の勇者 ルカリオ』にちなんだポケモンのカードを収録している」とされているのだが、サーナイトは映画に全く登場していない。 味方を回復させるポケパワー「ヒーリングダンス」を持っているのが特徴。