シーウルフ (ミサイル)
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シーウルフ艦対空ミサイル(GWS25/26 Sea Wolf)は、ブリティッシュ・エアロスペース・ダイナミックスが開発したイギリス海軍の個艦防御用の艦対空ミサイル(短SAM)。初期型は6連装のランチャーに装填され、目標に向けて発射されていたが、後期型からはVLS発射機に装填され、垂直にミサイルを発射する事が可能になり、同時多方向対処能力などリアクションタイムが早くなった。初期型は22型フリゲートに搭載され、後期型は23型フリゲートに搭載されている。後期型はブースターが付けられたのでミサイルの全長が長くなった。
22型フリゲートに搭載された初期型のシーウルフ艦対空ミサイルは、フォークランド紛争で激しいアルゼンチンの航空攻撃を受けたイギリス艦隊の防空に活躍し、イギリス海軍の艦対空ミサイル中で一番の戦果を上げた。
有効射程は初期型が5km、VLS発射タイプでブースターが付けられた後期型が6km。
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