ジェフリー・アーチャー
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ジェフリー・ハワード・アーチャー(Jeffrey Howard Archer、Baron Archer of Weston-super-Mare , 1940年4月15日 - )は、イギリスの作家。元英国上院・下院議員。一代貴族(ロード)。
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[編集] 略歴
ロンドンに生まれる。ウェリントン・スクールからオックスフォード大学へ進む。卒業後にアロー・エンタープライズを設立、ロンドンに住む。1969年、保守党下院議員となる。73年、北海油田の幽霊会社に投資してしまい、財産を全く失い、74年10月の総選挙で政界を退く。78年に発表した処女作 『NOT A PENNY MORE,NOT A PENNY LESS』(邦題:百万ドルをとり返せ!) が大ヒットし、借金を完済する。85年には上院議員となり政界復帰するが、翌86年にスキャンダルで辞任。
99年には偽証罪に問われ、01年7月に裁判で実刑が確定。服役後、03年7月に保護観察となり、獄中記を出版。その後社会復帰し、07年3月には絵画盗難を題材とした新作を発表予定。
長編(サーガ)、サスペンス、短編と三種類の構成で発表している。
[編集] 著作
邦題は永井淳訳
- 1977年 - 『NOT A PENNY MORE,NOT A PENNY LESS』(邦題:百万ドルをとり返せ!)
- 1978年(新版:1987年) - 『SHALL WE TELL THE PRESIDENT?』(邦題:大統領に知らせますか?)
- 1980年 - 『A QUIVER FULL OF ARROWS』(邦題:十二本の毒矢)
- 1981年 - 『KANE&ABEL』(邦題:ケインとアベル)
- 1983年 - 『THE PRODIGAL DANGHER』(邦題:ロスノフスキ家の娘)
- 1985年 - 『FIRST AMONG EQUALS』(邦題:めざせダウニング街10番地)
- 1986年 - 『A MATTER OF HONOUR』(邦題:ロシア皇帝の密約)
- 1988年 - 『A TWIST IN THE TALE』(邦題:十二の意外な結末)
- 1989年 - 『BEYOND REASONABLE DOUBT』(邦題:無罪と無実の間)
- 1991年 - 『AS THE CROW FLIES』(邦題:チェルシー・テラスへの道)
- 1993年 - 『HONOUR AMONG THIEVES』(邦題:盗まれた独立宣言)
- 1993年 - 『EXCLUSIVE』(邦題:最後の特ダネ)
- 1994年 - 『TWELVE RED HERRINGS』(邦題:十二枚のだまし絵)
- 1996年 - 『THE FOURTH ESTATE』(邦題:メディア買収の野望)
- 1998年 - 『THE ELEVENTH COMMANDMENT』(邦題:十一番目の戒律)
- 2000年 - 『TO CUT A LONG STORY SHORT』(邦題:十四の嘘と真実)
- 2002年 - 『SONS OF FORTUNE』(邦題:運命の息子)
- 2002年 - 『A Prison Diary』(邦題:獄中記 煉獄篇)
- 2006年 - 『False Impression 』(邦題:ゴッホは欺く)
- 2006年 - 『Cat O'nine Tales 』
[編集] 関連項目
[編集] リンク
- ジェフリー・アーチャー公式サイト(英語)