ズール
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紋章 | 地図 |
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基本情報 | |
連邦州: | テューリンゲン州 |
郡: | 郡独立市 |
緯度経度: | 北緯 50度36分38秒 東経 10度41分35秒 |
標高: | 海抜 429-676 m |
面積: | 102.7 km² |
人口: | 41,425 (2006年6月30日現在) |
人口密度]: | 403 人/km² |
郵便番号: | 98501–98529 |
市外局番: | 03681 |
ナンバープレート: | SHL |
自治体コード: | 16 0 54 000 |
市の構成: | 市内および4街区 |
市役所の住所: | Am Marktplatz 1 98527 Suhl |
ウェブサイト: | stadtsuhl.de |
市長: | イェンス・トリーベル (Dr. Jens Triebel) (無党派)2006年5月7日就任 |
ズール(Suhl)はドイツ連邦共和国の都市。テューリンゲン州に属する。人口は約4万4千人(2004年末)。近世より武器の生産で知られる。
[編集] 地勢・産業
武器の生産が盛ん。街にはズール武器博物館があり、数百年にわたる様々な武器が展示されている。近隣の都市としては、約20キロ西にマイニンゲン、50キロ北東にエアフルトが位置している。
[編集] 歴史
中世より鉄の産出地として知られていた。16世紀以降、宗教戦争が多発するなかで銃の生産地として発展した。この地の職人が作り上げた銃は、ネーデルラント・スイス・デンマークなど各地にまで輸出された。20世紀に入っても武器産業は盛んであり、第二次世界大戦中には、ベルグマンMP18短機関銃、ハーネル StG44突撃銃、ラインメタルFG42自動小銃などの様々な武器が生産された。それゆえ、連合国から激しい空爆を受けた。第二次世界大戦後、東ドイツ時代にはズール県の県都であった。東西ドイツの統一後、テューリンゲン州に属することになった。