ソニー・ロリンズ
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ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins 、1930年9月7日 - )は、アメリカ合衆国のジャズサクソフォーン奏者。ハード・バップの代表的奏者であり、ジョン・コルトレーンと並ぶジャズ・サックスの巨人と讃えられる。本名はセオドア・ウォルター・ロリンズ (Theodore Walter Rollins) 。
[編集] 経歴
1930年9月7日、アメリカ合衆国のニューヨークで生まれた。 11才の頃からピアノやアルト・サックスを学び、高校時代にテナー・サックスに転向しプロの道へ進んだ。 ブルーノート、プレスティッジ、マイルストーンに多くの録音を残した。 代表作に「サキソフォン・コロッサス」「ウェイ・アウト・ウエスト」「ニュークス・タイム」などがある。 また、マイルス・デイヴィスの「ディグ」「バグス・グルーヴ」にも参加した。
おおらかな演奏とは対照的に、絶頂期にありながら自分の演奏を見つめ直すため、突如失踪(計3回)して、人気の無い橋の上で一人練習した。歌心溢れるアドリブや、聞く者をリラックスさせる演奏は、長年にわたり変わることがなく、それが今も多くのファンに支持されている。 一番の代表作は"St. Thomas"(セント・トーマス)であり、2005年11月2日に行われた大阪・厚生年金会館での引退公演の締めくくりはこの曲であった。
[編集] 作品
- Sonny Rollins Quintet
- Sonny and the Stars
- Sonny Rollins With the Modern Jazz Quartet
- Mambo Jazz
- Moving Out
- Night at the Village Vanguard
- The Bridge
- Worktime
- Sonny Rollins Plus 4
- Sonny Rollins Brass / Sonny Rollins Trio
- Tenor Madness
- Saxophone Colossus
- Sonny Rollins Plays for Bird
- Sonny Boy
- Tour de Force
- Sonny Rollins Vol I
- Way Out West
- Sonny Rollins Vol II
- The Sound of Sonny
- The Freedom Suite
- Newks Time
- First Recording 1957
- At Music Inn
- East Broadway Run Down
- Alfie
- Our Man In Jazz
- Dancing in the Dark
- Sonny, Please
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