ソフトバンクプリペイドサービス
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ソフトバンクプリペイドサービス(英文表記:SoftBank Prepaid Service)は、ソフトバンクモバイルの運営するプリペイド式携帯電話である。
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[編集] Pj(東海地域)Prepaid J-PHONE
J-PHONE東海(当時)が1999年10月に始めたシステム。文字メールが利用できることやコンビニで販売したことから、人気は高まった。
利用方法はPjカードと呼ばれるプリペイドカードを購入し、1400にダイヤルしてカード番号を登録するとカードの金額分の通話・通信が利用できるようになる。Pjカードにはサービス金額がついており、たとえば3000円でカードを買った場合3200円分使用可能になる。
Pjには2つのプランがあり、Eメールサービス利用可能で期限が60日の「Pjゴールド」とEメールサービスはオプション加入が必要だが期限は90日の「Pjスタンダード」がある。
期限を過ぎると「リチャージ有効期間」となり、360日間電話番号は継続し通話の着信・メール受信は可能だが、発信・メール送信は利用不可能(緊急番号への発信は可)である。「リチャージ有効期間」経過後は電話番号は廃止となり使用できなくなる。再利用時は電話番号が変更になる。
現在は「SPSサービス」も開始され、近年中にPjサービスもSPSに統一される見通しだが、白ロムの電話機を持ち込んで契約できるとか、スカイメールをファックス送信できるスカイファックスというPj独自のサービスがあるため、SPSではなくあえてPjを求める人がいるほど。まだまだ人気は衰えていない。
[編集] SPS(東海地域以外)SoftBank Prepaid Service
東海地域以外でPjに続き相次いで開始したサービス。旧名はPreca(プリカ)。
利用方法は基本的にPjと同じである。しかし、Pjでの「リチャージ有効期間」はSPSでは「電話番号有効期間」と呼ばれる。「電話番号有効期間」はPjと同じ360日間。 Pjカードと違い、ソフトバンク(ボーダフォン)プリペイドカードにはプレミアはつかない。(なお、SPSはPjカードの登録はできない)また、プランの選択がなく期限は60日・申し込み不要でスカイメール・Eメール、国際電話サービスも利用可能。なお、申し込みをすれば、ロングメール・ロングEメールの送受信が可能になる。(定額料無料)
余談だが、サービス開始当初関東甲信地域ではプリカの販売に積極的ではなく、J-フォンショップでは東北支社登録の端末を販売していた。したがって、メールアドレスも東北契約を表す○○○@jp-h.ne.jpとなっていた。
[編集] 通話料
2円/1秒 (全プラン共通)
- 2006年9月1日以前
- Pjスタンダード 80円/1分
- Pjゴールド 60円/1分
- SPS 60円/1分
[編集] メール送受信料
[編集] スカイメール・Eメール
送信料
Pj
6円/1メッセージ
VPS
5円/1メッセージ
受信料
無料
[編集] ロングメール・ロングEメール
送信料
15円/1メッセージ
受信料
15円/1メッセージ(全角192文字相当までは無料)
※Pjスタンダードの場合、Eメールの受信には30日ごとに450円、ロングメール・ロングEメールの受信には30日ごとに500円が必要。