ソード・ワールドRPGリプレイ風雲ミラルゴ編

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ソード・ワールドRPGリプレイ風雲ミラルゴ編（そーどわーるどあーるぴーじーりぷれいふううんみらるごへん）は月刊ドラゴンマガジンに連載された、ソード・ワールドRPGのリプレイ作品。リプレイ第4部とも称される。ＧＭは清松みゆき。イラストレーターはぴぃたあそると。

[編集] 概要、特徴

第4部風雲ミラルゴ編は聖王国アノス、草原の国ミラルゴを舞台として展開された。完全版ルールブックに対応した初のリプレイであり、老人PC、ソーサラー/ファイターの兼業PCの運用などプレイに技術を要する、言うなればベテラン、玄人向けの遊び方が紹介された。「虹の水晶宮」で設定が紹介されて以降取り上げられることのなかったアザーン諸島とアレクラスト大陸の交流が描かれたりグラスランナーの設定が形成されたりもした。しかし人気は低迷した。

[編集] 登場人物

[編集] 主人公パーティー

グレゴリー・ウータン - 名家ウータン家の子息にして、不幸な幸運の神の神官。
ラーン - ありあまる筋力を持ちながら、魔術師の家系に生まれついたためやむなくソーサラーとなった女性。フィリスと似ているが、こちらは魔法を隠し芸として半ば封印、戦士の道を選んだ。フィリスの父親が導師であり、ステラの姉弟子である。
ステラ・ベルローズ -アザーン諸島の商家ベルローズ商会の隠居。50歳を過ぎてから魔術師を志したという変り種のソーサラー。導師はフィリスの父。策略に長け、また老人の立場を利用してパーティーを牽引する。後に妖怪婆あ、婆あとの通称がついた。ラーンは魔術師としての先輩にあたるため「姉弟子さま」と呼ぶ。
マイス - バイカル近郊の森から出てきたエルフ。145歳。影が薄く、顔合わせの際には危うく忘れ去られるところだった。他のキャラクターたちがいろいろ意見を言っていてもただ「そうですね」とうなずいているだけなので、後にうなずきエルフとの通称がつく。
ミンクス - エレミア出身。シリーズ初の女ドワーフ。35歳。猪突猛進が身上。バブリー・アドベンチャラーズの一員を詐称する。
チップ・タップ・ボン -アザーン諸島出身のグラスランナー。とある事情からベルローズ商会に借金を負い、ステラの使用人として働くことになる。

マイス、ミンクス、ラーンの三人はアンマント財宝編にも引き続いて登場した。このほかPCに準ずる扱いでピルペ・パラサ・パン、疾風のエース、ケンタウロスのタウが登場している。