ゾナー
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ゾナー(英:Sonnar)とは、カール・ツァイスのレンズ名である。ドイツ南部の都市ゾントホーフェン(Sonthofen)に由来するとも、また一説にドイツ語で太陽を意味する「Sonne」に由来するとも言われる。ツァイス・イコン社のルードヴィッヒ・ベルテレが1929年に発明。トリプレットの改良型であり、レンズ構成は大きく3群に分けられることが特徴。基本的には第2群、第3群のレンズの接合面を張り合わせたゾナータイプの構成をしているが、現代では接合面を持たないエルノスタータイプのレンズもゾナーと命名されることが多い。ベルテレ自身の設計によるSonnar 50mm F1.5やSonnar 50mm F2が代表的。
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