ノート:タンニン
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要約欄を書いてる途中で誤って投稿してしまいましたのでこちらで。タンニンの本来の定義上、「水溶性であること」は外せない条件の一つなのでリバートしました。--Y tambe 2005年6月19日 (日) 10:37 (UTC)
- 質問させてください。「水溶性」を削った者ですが、水溶性がなくなったら(たとえば渋抜きされた柿のような場合)、正しくは「タンニン」とは言わないものでしょうか?--KENPEI 2005年6月19日 (日) 11:43 (UTC)
そもそも歴史的な表現なのですが、タンニンは「天然物化学分野でそのように定義された」ものなのです。定義である以上は外せない、というのがリバートした理由です。「天然物化学的に極めて厳密に言うと」それはもはやタンニンという化合物ではなく、タンニンに由来する不溶性物質ということになります。
広義にはそれらのタンニンに由来する類縁化合物群もまたタンニンと呼ばれます。定義には当てはまりませんが、タンニンに由来するので、ざっくりと「タンニン」と呼ばれているのです。これらは水溶性だけでなく既にタンパク質などとの凝集性を失ってる場合もあり、またそのままの形で植物に含有されているわけではないので、そもそもの定義文自体があてはまりません。しかも、下に書いている記事の内容もあてはまらないものが多いので、「タンニンとは、〜水溶性化合物のこと、およびそれから生じる化合物」という形で総合的に記述するのも誤りになると思います。
もしこれらについてまでタンニンとして記述するのであれば、単に「水溶性」を削るのでは不十分で、正確性にミスリードが生じないような文章にする必要があるでしょう。しかし、そこを詳述することで却って読者の理解を妨げかねないし(ただでさえややこしいのに ^^;)、その損失を受け入れてまで書いても仕方がない(タンニンに関する内容全体において、その意味の持つウェイトは小さい)と、私は判断しました。もし、それを含めて総合的で判りやすい文章が書けるならば、それに越したことはないので是非お願いします。--Y tambe 2005年6月19日 (日) 12:30 (UTC)