チャーチャーイ・チュンハワン
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チャーチャーイ・チュンハワン(ชาติชาย ชุณหะวัณ, Chartchai Chunhavan 1922年 - 1998年)は、タイの元首相(任1988年 - 1991年)で陸軍大将。1988年末に訪中した際、「自分は華僑三世で姓は林。祖父母の墓は上海郊外にあり」と語っている。父の失墜により、アルゼンチンなどの大使として「準国外追放処分」を受ける。80年、工業相として政界に再復帰。タイ・中国友好協会を組織し、北京との関係を梃子にポル・ポト政権下のカンボジア観光事業を手がける。国軍軽視が災いし、91年にクーデタで政権を追われた。