テクニトーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テクニトーン(Technitone)とは、松下電器産業が販売していた電子オルガンの商標。後年は「テクニクスオルガン」と呼んでいた。
家電メーカーである松下電器が楽器を扱うようになったのは、「人々が豊かになると高額商品の楽器が売れるようになる」という創業者松下幸之助の強い意向があったから、といわれている。
[編集] 歴史
- 1963年12月 - 初代機種「SX-601」登場。61鍵盤(一段)で、足鍵盤はなかった。初代機種はエース電子工業からOEM供給を受けての発売。
- 1983年 - PCM音源を搭載したEシリーズ発売。
- 1984年 - FDDに対応したGシリーズ発売。
- 1989年 - GNシリーズ発売。
- 1994年9月 - General MIDIに対応したGA/FAシリーズを発売。
- 2001年9月 - 日本ビクターと共同出資の音楽教室事業会社「ビクター・テクニクスミュージック株式会社」をローランドに売却、電子オルガン販売終了。