トレード
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トレードとは、団体プロスポーツ競技のチーム(多いのはプロ野球)に所属する選手が、他のチームへ移籍をすることをいう。この場合、その選手本人に自発的な移籍意思がないことも多い。
前例の無い、大型トレードとなった事象については世紀のトレード項目参照。
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[編集] プロ野球
プロ野球では、異なるリーグ間の球団で、レベル的に近いお互いの選手を入れ替える交換トレードが多いが、移籍元球団に金銭を支払って選手を迎え入れる金銭トレード、交換トレードと金銭トレードの併用もあり、同じリーグの球団でトレードが行われるケースもある。また、3球団を巻き込んだトレードは三角トレードと呼ばれる。
[編集] 日本プロ野球
日本プロ野球では、トレードは基本的に球団の意思により行われる。以下の留意規定がある。
- 7月1日からレギュラーシーズン終了まではトレード禁止期間
- 三角トレードに新人選手を含む事の禁止
[編集] メジャーリーグ
- メジャーでは、9月1日からはロースター枠が25人から40人に拡大されより多くの選手を試合に出場させられるようになる。プレーオフ進出の可能性のあるチームはプレーオフに備えて戦力をさらに充実させるため、期限ギリギリまで下位に沈んだチームから主力選手の引き抜きを行う(下位のチームはその見返りに金銭や若手の有望選手を受け取っている)。そのため、7月31日直前には大物選手の駆け込みトレードが頻繁に行われる。
- トレードは基本的に球団の意思により行われるが、メジャーリーグ在籍10年以上且つ現所属球団在籍5年以上の選手にはトレード拒否権(ノートレード条項)が与えられる。これは選手と球団の契約で盛り込むことも可能である。権利保有選手が拒否権を破棄しない限りはトレードを行うことはできない。
[編集] プロバスケットボール
bjリーグ、NBAなどのプロバスケットボールでは、選手の契約期間中に他球団に選手契約を譲渡する場合をトレードと呼ぶ。選手契約の譲渡後、当該選手と前所属球団との権利・義務は、トレード先の球団に移転される。交換及び金銭トレードの他に、優先交渉権、ドラフト指名権などを引き換えに行うトレードもある。
[編集] bjリーグ
bjリーグでは、トレード期間を設定し球団の意思により行われる。
- 初年度(2005-06シーズン)は2006年3月2日をトレード期限としたが、シーズン中のトレードによる移籍はなかった。
- 2006-07シーズンは2007年2月15日までとする。富山グラウジーズとアーリーチャレンジ制度で契約した仲村直人が2007年のドラフト1巡目指名権及び金銭との交換により大阪エヴェッサへ移籍した。bjリーグ初のトレードとなる。また、2月14日には東京アパッチの青木勇人と大分ヒートデビルズの栗野譲の間でbj初の交換トレードも成立した。
[編集] NBA
[編集] 関連項目
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