ドミニカ国の国旗
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ドミニカ国の国旗(ドミニカこくのこっき)は、1978年11月3日に制定された。その後1981年と1988年に一部改変されている。
緑の旗地を白、黒、黄色の三色の帯で十字に切り、中央の丸囲みをした赤地に国鳥の「ミカドボウシインコ」というオウムをあしらい、ライムカラーの緑の星10個を円に沿って配列している。オウムは、常に高く志向する国民の願望を、緑の星は教区の数と平等を、そして中央の赤丸は社会正義を実現する国家の約束を表している。十字の三色のうち黄色線は太陽の光、主要産物であるオレンジとバナナ、そしてドミニカ国民の先祖であるカリブ族とアラワク族を表す。白の線は、河川の清らかさと国民の志向の純潔を表す。黒の線は、肥沃な国土とアフリカ系住民を表し、旗地の緑は緑の森と国土の活力を表している。
1981年以前は、3色の帯の順序が違っており、緑の星も縁取りがなかった。1988年以前は、オウムの顔が右を向いていた。
[編集] 関連項目
- 国旗の一覧
- ミカドボウシインコ(Imperial Amazon(学名:Amazona imperialis))現在絶滅の危機に瀕しているドミニカ国にしかいない鳥。w:Imperial Parrot。