ナンニ・モレッティ
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ナンニ・モレッティ(Nanni Moretti,1953年-)はイタリア出身の映画監督である。監督作品では脚本も書き、主演もしている。癖のあるユーモラスな作風で、世界中にファンを持つ。
「息子の部屋」でカンヌ国際映画祭パルムドールを、「親愛なる日記」で同映画祭監督賞を受賞。「監督ミケーレの黄金の夢」ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を、「ジュリオの当惑(とまどい)」ではベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞してもいる。
1989年に癌と診断され闘病生活を送ったが、後に回復した。
[編集] 主な監督作品
- 青春のくずや~おはらい Ecce Bombo (1978)
- 監督ミケーレの黄金の夢 Sogni d'oro (1981)
- 僕のビアンカ Bianca (1983)
- ジュリオの当惑(とまどい) La Messa è finita (1985)
- 赤いシュート Palombella rossa (1989)
- 親愛なる日記 Caro diario (1994)
- ナンニ・モレッティのエイプリル Aprile (1998)
- 息子の部屋 La Stanza del figlio (2001)