ノーグラード県
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ノーグラード県(ハンガリー語:Nógrád, ラテン語:comitatus Neogradiensis, ドイツ語:Neuburg, スロヴァキア語:Novohrad)は、現在のハンガリー、および旧ハンガリー王国の県である。ハンガリー北部に位置する。その面積は2544平方キロメートルである。名前は現在のハンガリーにかつて存在したノーグラード城から生じた。
1910年に、ノーグラード県はホント県、ズヴァーレン県、ゴモーズ=ヒスホント県、ヘヴェス県および害虫フィリス=サールト=ヒスフン県と境界を接した。1910年ごろのその面積は4133平方キロメートルであった。
県の首都は、ルチェネチュだった18世紀を除いて、バラッサジャズマトであった。
1918年、県のイフェル川以北は、新しく画定したチェコスロヴァキアの一部になり、以南はハンガリーにとどまった。
1993年には、チェコスロヴァキアが分離し、そして1996年に、ノーグラード県はスロヴァキアに新しく設置されたバンスハ・ビュスチカ地域の一部に為った。
1950年以来、ハンガリーに属する部分に旧ホント県の一部を加えたものが、現在のハンガリーのノーグラード県を形成する。