ハンデキャップ
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ハンデキャップ(英:handicap n,v)は単にハンデとも言われ、競技において参加者が、同時にゴールできたり、誰にも同じ確率で勝てるように、競技を行う前に操作を行うことである。操作は公正に行われる必要がある。操作を行う人はハンデキャッパーなどと呼ばれる。
- 競馬においては、強い馬は負担斤量を重くし、弱い馬は負担斤量を軽くすることで、全ての馬が同タイムで走るように行う。だいたい、48kg~62.5kgの間で決められる。(ハンデキャップ競走参照)
- オートレースにおいては、強い選手は弱い選手よりも後ろから発走させることで、ゴール線に同時につくように行う。(ハンデレース参照)
- ゴルフにおいては、各プレイヤーの持つハンデキャップを打数から引いた値で勝者を決める。ハンデキャップはレベルの比較として用いられ、1桁ともなるとシングル・プレーヤーとして相当の腕前であることが認められる。
- ゴルフなど、スポーツの勝負事においてはハンディキャップを設けない「スクラッチ」を対義的な意味として扱われる。