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バソリス(batholith)とは、深成岩体の形のひとつ。底盤(ていばん)とも呼ばれる。地下3km以下程度で固まったマグマの塊が地上に露出したもので、露出面積100km2以上のものをいう。直径500km以上に及ぶものもある。ただし、ひとつの岩体ではなく、たくさんの貫入岩体から成っており、花崗岩またはそれに近い形成の岩石で成っている。底がどうなっているかはまだはっきりしていない。ちなみに、日本最古のバソリスは船津花崗岩である。
[編集] 語源
「bathy(意は深)」と「lith(意は岩)」が合わさった語。
[編集] 関連項目