ノート:ヒューマニズム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒューマニズム=人道主義という解釈は日本特有のように思われます。修正または加筆したいのですが、
- ヒューマニズム=人道主義とした上で、ただし英語圏ではhumanismとhumanitarianismは区別されると書き加えるか
- ヒューマニズム!=人道主義とした上で、ただし日本では人道主義と混同される場合が多いと書き加えるか
どちらが適切か迷っています。ちなみに英語版では冒頭に以下の説明があります。
現代のヒューマニズムの支配的な形式は不可知論的ではあるが、あらゆるヒューマニズムが不可知論的とは限らない。しかしヒューマニズムは、超自然的存在の有無にかかわらず、人類の問題における超自然的存在の重要性を否定する。このように、ヒューマニズムは必ずしも有神論または理神論を否定しない上、信仰を持つと自認するヒューマニストは多数存在し、彼等の一部は(多くの場合リベラルな)宗教組織に所属している。ヒューマニズムが明確に拒絶するのは、人類の問題の解決における超自然的信仰の影響であり、必ずしも信仰そのものではない。
分かり易い説明だと思います(訳は今一つですが。超自然的存在は神と訳すべきかも)。そして下の方に2箇所、人道主義との関連が以下のように触れられています。
- 用法の正確さに議論はあるが、宗教的人道主義者がヒューマニストと呼ばれることは稀では無い。
- ヒューマニズムは時々「人道」派(特にグレコローマン古典派)を表現するのに使われる。このように、人道主義を意味して用いられることもある。
ヒューマニズムが人道主義を指すのは本来の用法ではないと思います。
yahooの国語辞典も見てみましたが、ここではヒューマニズムの意味のひとつとして人道主義が挙げられています。そして実際には日本人が「ヒューマニズム」と言った場合、ほとんど常に人道主義を指しているように思えるのです。ポイントは「完全に定着している(ように思える)誤用は、もはや誤用ではないのでは?」ということです。とりあえず書いてみて反応を伺う方が良いかとも思いましたが、初心者なので若干不安です。御意見を頂けると助かります。 --Konokida 2006年8月26日 (土) 10:42 (UTC)
yahooの国語辞典の
- 大辞林では3つの意味が挙げられ、3番めが人道主義。
- 大辞泉では2つの意味が挙げられ、2番めが人道主義。
を根拠に、ヒューマニズム=人道主義は完全に定着している訳では無いものとして修正しました。 --Konokida 2006年9月3日 (日) 16:07 (UTC)