フェナントレン
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フェナントレン | |
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一般情報 | |
IUPAC名 | Phenanthrene |
別名 | |
分子式 | C14H10 |
分子量 | 178.23 g/mol |
組成式 | |
式量 | g/mol |
形状 | 無色~淡黄色固体 |
CAS登録番号 | 85-01-8 |
SMILES | |
性質 | |
密度と相 | 1.01~1.17 g/cm3, |
相対蒸気密度 | 6.14 (空気 = 1) |
水への溶解度 | g/100 mL ( ℃) |
への溶解度 | g/100 mL ( ℃) |
への溶解度 | g/100 mL ( ℃) |
融点 | 100 ℃ |
沸点 | 340 ℃ |
昇華点 | ℃ |
pKa | |
pKb | |
比旋光度 [α]D | |
比旋光度 [α]D | |
粘度 | |
屈折率 | |
出典 | Kis-net |
フェナントレン(phenanthrene)とは、化学式C14H10で表される、3つのベンゼン環が結合した多環芳香族炭化水素である。常温常圧では無色または淡黄色で無臭の固体。 水には(0.00011g/100ml)と、全く溶けないと言ってよい。融点付近で引火の危険性がある。 異性体には直線型をしたアントラセンがある。
ビベンジル、スチルベンなどから合成される。
アントラセンと同じく、9・10位の反応性が高い。誘導体は医薬品や爆薬などとして利用できる。皮膚に炎症を引き起こす恐れがあるので取り扱いには注意が必要である。
カテゴリ: 炭化水素 | 化学関連のスタブ項目