フォルカー・シュレンドルフ
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フォルカー・シュレンドルフ(Volker Schlöndorff,1939年-)はドイツ出身の映画監督・脚本家である。1970年代に巻き起こったニュー・ジャーマン・シネマの代表的な監督の1人。
フランスで経済などを学んだ。後にルイ・マル作品などで助監督を務め、1966年に監督としてデビュー。1973年に自身のプロダクション・カンパニーBioskop Filmを設立した。
1979年の「ブリキの太鼓」でカンヌ国際映画祭パルム・ドールとアカデミー外国語映画賞を受賞している。
[編集] 主な監督作品
- つかの間の情熱 Strohfeuer (1972)
- カタリーナ・ブルームの失われた名誉 Die verlorene Ehre der Katharina Blum (1975)
- 秋のドイツ Deutschland im Herbst (1978)
- ブリキの太鼓 Die Blechtrommel (1979)
- スワンの恋 Un Amour de Swan (1983)
- 侍女の物語 The Handmaid's Tale (1990)
- 魔王 Der Unhold (1996)