ボリス・アクーニン
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ボリス・アクーニン(Boris Akunin、1956年5月20日-)は、ロシアの小説家、日本文学研究者で、本名はグリゴーリイ・チハルチシヴィリ(Григорий Чхартишвили)。ペンネームのアクーニンは日本語の悪人に因む。
トビリシ生まれ。モスクワ大学で日本文学を学ぶ。卒業後、文芸誌の編集に携わる傍ら、三島由紀夫や島田雅彦などの翻訳を手がける。
1998年からアクーニンの筆名で作家活動を始める。「エラスト・ファンドーリンの冒険」シリーズはロシアでベストセラーとなり、2000年度アンチ・ブッカー賞を受賞。
[編集] 日本語訳著作
[編集] 小説
- 『堕ちた天使アザゼル』(作品社、2001年)-原題 Aзазель
- 『リヴァイアサン号殺人事件』(岩波書店, 2007年)-原題 Левиафан
- 『アキレス将軍暗殺事件』(岩波書店, 2007年)-原題 Смерть Ахиллеса
[編集] 研究書(チハルチシヴィリ名義)
- 『自殺の文学史』(作品社、2001年)-原題 Писатель и самоубийство