マット・ヒューズ
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マット・ヒューズ | |
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基本情報 | |
本名 | マシュー・アレン・ヒューズ |
あだ名 | |
階級 | ウェルター級(UFC) |
国籍 | ![]() |
誕生日 | 1973年10月13日 |
出身地 | ![]() イリノイ州ヒルズボロ |
現居住地 | |
スタイル | レスリング |
戦績 | |
総試合数 | 45 |
総勝利数 | 40 |
KO勝ち | 13 |
一本勝ち | 18 |
判定勝ち | |
総敗北数 | 5 |
KO負け | |
一本負け | |
判定負け | |
引き分け | |
無効試合 |
マット・ヒューズ(Matt Hughes、1973年10月13日 - )は、レスリングから転向したアメリカ合衆国の総合格闘家。第5代UFCウェルター級王者。ミレティッチ・マーシャルアーツ・センター所属。
[編集] 来歴
1973年10月13日、イリノイ州出身。双子であり、兄のマーク・ヒューズもレスリングと総合格闘技で実績を残す。
学生時代にレスリングの経験を持ち、パット・ミレティッチの指導を受け1998年に総合格闘技デビュー。レスリングをベースにした圧倒的な体力と投げを武器に、エクストリーム・チャレンジ(EC)などローカルプロモーションで活躍。1999年5月には修斗へ初来日。郷野聡寛に勝利を収める。同年9月にUFC初参戦。
2000年12月にデニス・ホールマンに秒殺で敗れてしばらくUFCを干されるが、その間ECやグラジエーターズ・チャレンジなどローカル大会や日本ではリングスで実績を重ね、2001年12月にはUFC復帰戦にしてカーロス・ニュートンのウェルター級王座に挑戦、豪快なスラムでKO勝ちを収める。2002年3月には、当時パウンド・フォー・パウンド最強説も強く囁かれていた桜井速人に完勝。以後、順調にタイトルを防衛するが、2004年1月にライト級から転向したBJペンにチョークで敗退、王座防衛は5回でストップとなる。
2004年10月にペンの返上によって空位になったウェルター級王座をジョルジュ・サンピエールと争い、王座に返り咲く。以降、フランク・トリッグ、ジョー・リッグスを連覇し、2006年6月のUFC60では「レジェンド」のホイス・グレイシーの挑戦を受け、全く何もさせないで完勝。この試合の全米PPV件数は60万件を突破した。
また、2006年9月にはUFCに復帰したペンとのリベンジマッチを行い、TKOで勝利。見事王座を防衛した。しかし、同年11月、ジョルジュ・サンピエールとの再戦で、KO負けを喫し、王者から陥落した。