マフラー (防寒具)
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マフラーは防寒具のひとつ。幅数十センチメートル、長さ2メートル程度の長方形の布で、これを必要に応じて折り畳んで首の回りに巻き、首や肩の防寒とする。素材は、ウール、綿などであるが、毛糸を編んで作成することも多い。形状が単純であるため、手編みの初歩に選ばれることも多い。日本では、女性から男性への贈り物に手作りのマフラーが選ばれることがしばしば見られる。
[編集] タオルマフラー
サッカーの応援に用いるタオル地のマフラー。幅は普通のマフラーとほぼ一緒であるが、長さはずっと短く1m程度の物がほとんどである。クラブカラーとマーク、クラブ名が入っている。タオル地であるため安価でサッカーの応援グッツとしてはもっともポピュラーなもので、世界中で見受けられる。使用方法としては首に巻く(ただし丈が短いので首が太い人は巻くことは出来ない、そのため単に首にかけてたらす人も多い)、選手入場の時に掲げる、応援コールにあわせて振り回すなどがある。マフラー本来の目的である防寒具としての効果は殆どなく、夏季に首に巻いていてもさほど暑苦しくない反面、冬季はこのマフラーでは防寒の用を成さない。そのためこれとは別個に防寒用のニットマフラーが販売されるのが常である。