ミクロマン200X
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ミクロマン200Xは、株式会社タカラ(現・タカラトミー)から発売されているミクロマンの2003年からのラインナップの便宜的通称であり、一般的商品名ではない。(詳細はミクロマンの項参照)。
本項ではこれらの2003年から現在までの新世代ミクロマンについて詳述する。
[編集] 玩具としての概要
2003年にPS用ゲーム「タツノコファイト」に登場するキャラクターとオリジナルデザインの新キャラクターとして発表。それまでのミクロマンシリーズよりも格段に可動部の増えた「全身30ヶ所可動フィギュア」として登場し、肘や膝の二重関節化などでそれまでのミクロマン以上に「動かせる小型フィギュア」として人気を博し、現在は「キャラクターフィギュア」と「オリジナルシリーズ」「素体モデル」の3本柱となり継続されている。2004年からは軟質素材の怪獣着ぐるみとのセット商品「着ぐるミクロマン」シリーズが、2006年には大型アイテムとの連携を盛り込んだ「デュアルモデルZ(ツヴァイ)」や「ミクロアクション+(プラス)」シリーズもスタートした。
[編集] オリジナルシリーズストーリー
30年前、2人の若き科学者により人口増加に伴う食糧危機などに対応するための人体細胞の縮小化の研究の末に縮小化遺伝子の研究から「ミクロ細胞」が開発された。このミクロ細胞から培養・育成されたミクロヒューマノイドは高度な知能と高い身体機能を有していた。2人のうちのDr.バーンズは悪用を危ぶみ研究中止と封印に及ぶが、もう1人のDr.シルバーはミクロ細胞を兵器開発に利用出来ると考え密かに研究所から細胞を持ち出し忽然と姿を消した…Dr.バーンズにより4人のミクロヒューマノイドにDr.シルバー探索の指示が出され、長期にわたる調査の末にメキシコ山岳部で彼等はDr.シルバーの研究所を発見するが、突如起きた爆発により彼等は音信不通となった…そして30年後、謎の小型生命体を感染源とする悪性ウィルスが自らをこう名乗ったという。「アクロイヤーX」と。その生命体「アクロイヤーX」により撒き散らされる有害ウィルス「アクロウィルス」の免疫物質がミクロ細胞から発見された事で国際機関M.I.C.Rに招聘されたDr.バーンズは自ら封印したミクロ細胞より新たに4人のミクロヒューマノイドを誕生させる。こうしてミクロマンとアクロイヤーの長きにわたる因縁の戦いが始まったのである…。
[編集] マガジン《ゼロワン》
[編集] オリジナルシリーズコミック
コミックはオリジナルシリーズが1年間、アサシン編が2ヶ月、ミクロレディ2編が3ヶ月連載された。
[編集] 「タツノコファイト」から「ミクロアクションシリーズ」へ
PSゲーム「タツノコファイト」をモチーフとした5キャラの30ヶ所可動フィギュアとして登場したいわゆる「キャラミクロマン」。その翌年、トランスフォーマーとの連携により作中登場キャラの「キッカー」が同種の30ヶ所可動フィギュアとして登場した。これらが人気を博した事でオリジナルシリーズのミクロマンシリーズとは別枠の「動くキャラフィギュア」として新たに「ミクロアクションシリーズ」が展開される運びとなった。現在はアメコミヒーローやアニメキャラクターを中心に幅広いキャラクター展開がとられており、中には素体フィギュアを有さない「エイリアン」の様なものまである。
[編集] 商品ラインナップ(販売終了品も含む)
[編集] オリジナルシリーズ
[編集] ミクロフォースシリーズ
- MF1-01:コマンダーミクロマン
- MF1-02:ニンジャミクロマン
- MF1-03:ガンナーミクロマン
- MF1-04:スパイミクロマン
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- 当初は性格設定やシリーズナンバーが存在していなかったが、次期シリーズ「マスターフォース」の展開に伴い性格とシリーズナンバーが与えられた。なおMF1-01:コマンダーミクロマンの顔は旧ミクロマンM101シリーズの明確なリスペクトであり、このシリーズの時点で「旧作のリスペクトを隠し味に入れながらも最新のSF観」「装備はメッキパーツがメイン」など、後のシリーズの礎が完成している。
[編集] マスターフォースシリーズ
- MF2-01:スカイマスターハヤテ
- MF2-02:グランマスターアラン
- MF2-03:ダイブマスターロベルト
- MF2-04:オートマスターライアン
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- 30年の時を超えてDr.バーンズの手により新たに生み出されたミクロヒューマノイド。その類い希な才能によりコードネームを与えられた。なお、MF2-01:スカイマスターハヤテの飛行ユニット「スカイランブラー」「反重力ジャンパー」は旧初期シリーズの同名飛行ユニット、MF2-03:ダイブマスターロベルトの潜水用アーマー「ミクロシェル」は旧シリーズの「エスカルゴ」のオマージュ的存在となっており、当初から旧シリーズへのリスペクトを意識した設定やネーミングが施されている。
[編集] アクロイヤーXシリーズ
- AX-11:アクロスコール
- AX-12:アクロクレイブ
- AX-13:アクロボルテック
- AX-14:アクロバイオム
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- Dr.シルバーの手により生み出された邪悪なアクロウィルスミュータント。宇宙から飛来した隕石に付着していた謎のウィルスと深い関連を持つらしい。悪性のウィルス「アクロウィルス」の感染源であるが自らが感染源のため特殊な延命処置を要する。AX-13:アクロボルテックの「マグネスパイク」や「アクロバッテリー」、もう1つの顔などに旧初期アクロイヤーのオマージュが見られる。なおAX-11:アクロスコールは同社SFトイ「変身サイボーグ」の敵役キングワルダーⅠ世の変身形態ドクロキング、AX-12:アクロクレイブは同じく同社SFトイ「アンドロイドA」の敵役、宇宙人Jのオマージュである。
[編集] ミクロレディシリーズ
- ML1-01:コマンダーレディダイアン
- ML1-02:ニンジャレディシナ
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- シリーズ初の女性型ミクロマン。当初は正悪別個に2体ずつシリーズとしてラインナップされていたが、後々にはシリーズ内に組み込まれる形のラインナップも見られるようになる。ML1-01:コマンダーレディダイアンはミクロフォースのコマンダーミクロマン、ML1-02:ニンジャレディシナはニンジャミクロマンと、それぞれミクロフォースの直系モチーフが採用されている。
[編集] アクロレディシリーズ
- AL-11:アクロヴィーナ
- AL-12:アクロディータ
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- 初の女性型アクロイヤー。バストサイズはそれぞれL・Sの2種類が用意されていた。基本的に2番目のキャラの方がSサイズである。両者ともハイヒールが使用されている。ちなみに設定やストーリーでは「アクロヴィーナはスコールと何らかの関係がある」ことや、「アクロレディはアクロイヤーXの能力を最大限に引き出すことができる」ことが示唆されたが、これらの伏線が回収されることはなかった。
[編集] バイオマシンシリーズ
- BM-01:マシーンミラー+マシンミクロマン ゼクウ
- BM-02:マシーンスティンガー+マシンミクロマン ゴドー
- BM-03:マシーンタイガー+マシンミクロマン ハック
- BM-04:マシーンコング+マシンミクロマン トリニティ
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- マスターフォースの危機を救いながらも瀕死の重傷を負った謎のミクロヒューマノイドがサイボーグ化されたミクロマンと専用マシンのセット。手術の後遺症で記憶を失うも、持ち前の高い戦闘性能で目まぐるしい成長を遂げる。バイオマシンの装甲パーツ「バイオテックパーツ」を装備して「バイオテックモード」と言う強化形態にもなれる。モチーフは「西遊記」。なお、ネーミングには育毛専門企業の「バイオテック」社とは一切関連はない。
[編集] ミリタリーフォースシリーズ
- MF4-01:スペースレスキュー
- MF4-02:テクノウェーブ
- MF4-03:ラバプラネット
- MF4-04:ヴァーチャルタスク
- MF4-05:ナイトリーコン
- MF4-06:ステルスカモ
- MF4-07:フォレストハイド
- MF4-08:サンドストーム
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- いわゆる「量産型ミクロヒューマノイド」。ミクロマン・アクロイヤー双方に同じ目的毎に同形態の部隊が配備されている。MF4-01~04までは「ミクロマンミリタリーフォース」、MF4-05~08までは「アクロイヤーミリタリーフォース」である。
[編集] アクロイヤーX2シリーズ
- AX-21:アクロファントム
- AX-22:アクロメダルグ
- AL-21:アクロエルザ
- AL-22:アクロプラーナ
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- Dr.シルバーの秘密研究所で新たに生み出されたアクロウィルスミュータントの完全体。Xと違い延命措置を必要としない。初めてシリーズに内包された形でレディキャラがラインナップされたシリーズでAL-22:アクロプラーナはシリーズ初登場のL+サイズ(エルザはM)。AL-21:アクロエルザは「戦闘能力を全く持たないアクロイヤー」として設定され、獣型のマシンミュータント「アクロパンサー」が彼女を守るために随伴している。特にAX-21:アクロファントムとAL-21:アクロエルザの人気が高く、この2体はよくオークションでも高値で取引される。余談ではあるが、AL-22:アクロプラーナはそのカラーリングと武器の形状なども相俟って「青首大根女」「青首大根二口女」と揶揄される場合もある。
[編集] マグネフォースシリーズ
- MGM-01:マグネミクロマンアキレス
- MGM-02:マグネミクロマンテセウス
- MGM-03:マグネミクロマンイカロス
- MGA-01:マグネアクロイヤーフォボス
- MGA-02:マグネアクロイヤーアトラス
- MGA-03:マグネアクロイヤーメティス
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- 初代ミクロマンに於ける「タイタン」シリーズのオマージュ的シリーズ。それぞれのグループ毎の武器と合体する事でミクロマン側は高速飛行移動形態「マグネグリフォン」、アクロイヤー側は高速走行移動形態「マグネオデッセイ」に変形する。ミリタリーフォースと違い、ミクロマン側とアクロイヤー側で最初から別に命名されているが、実はマグネアクロイヤーはマグネミクロマン中の3体がアクロウィルスに感染したものである。なお各商品は、銀メッキのマグネ素体に集光樹脂を使用したクリアパーツ、そしてアーマーを装着したスタイルで統一されているが、特にマグネミクロマン側は同社のSFトイ「タイマニック」を多々意識した意匠となっている。
[編集] ロードスパルタンシリーズ
- RS-01:マッハスラッガー+ミクロマン カイト
- RS-02:ライドパイソン+ミクロマン リュウ
- RS-03:デルタファントム+ミクロマン サンダー
- RS-04:サイドキャリバー+ミクロレディ レイ
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- 各分野に秀でた災害救助のエキスパート「ロードフォース」と専用マシン「ロードモービル」のセット。ロードモービルのパーツを装備し「スパルタンフォーム」と呼ばれる強化モードになれる。本来の目的は災害救助の他に試験段階であったマグネミクロマンの補佐。素体はほぼ新規の造型で、つま先可動を採り入れた最初のタイプ。頭部にはクリアカラーの可動式ゴーグル、身体各部にはミリタリーフォースやマシンフォース同様、3ミリジョイントが配置されている。ミクロマン カイトはコミック版作品の主人公でもある。製品のフィギュアの形態は公式サイトにおいても「ネイキッドスタイル」として紹介されてはいるが、専用スーツの上に軽装防具「ロードテクター」を装備したものなので正しくは「ライドフォーム」と呼ばれるものである。なお、付属パンフレット(インフォマーシャル)にある未装備状態(ネイキッドモード)は製品化されていない。
[編集] アクロイヤーEXO(エキゾ)シリーズ
- AX-31:アクロオプトム
- AX-32:アクログラブズ
- AL-31:アクロスティーラ
- AX-33:アクロエンペラー
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- 紀元前に宇宙より飛来し、当時の人類とそれに協力する謎の生命体により封印されたアクロイヤーの始祖と言うべき古代のアクロミュータント。AL-31:アクロスティーラ以外は素体はミリタリーフォースのものが使用されている(スティーラは専用に開発された素体)。AX-31:アクロオプトム~AL-31:アクロスティーラまでは「エキゾロイド」と言う従属モンスターを従えている。エキゾロイドを身に纏った2種類の「エキゾフューズモード」への変形が可能。エキゾフューズモードへの変化はエンペラーも可能で、エンペラー自身のエキゾフューズモードはレーシングカー様の高速移動形態と「聖櫃形態」と呼ばれる待機形態。モチーフとなったのは初代ミクロマンシリーズの「アクロイヤー軍団」及び「総統アクロイヤー」。なお、AX-33:アクロエンペラーは特異な理由(後述)のため需要が高く、オークションでも高値で取引される事が多い。
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- コミック版で最初にエンペラーを封印したのはミクロマンコマンドの姿をしていたが、初代ミクロマンの同シリーズのキャラと関係があるかについては正式には語られてはいない。
[編集] ミクロシスターシリーズ
- MS-01:ミクロシスター・エル
- MS-02:ミクロシスター・シオン
- MS-03:ミクロシスター・ラン
- MS-04:ミクロシスター・オルガ
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- ミクロ生命体と人類が平和に暮らす世界に於ける国際救助組織「ミクロマン救助活動機構」に所属するレスキュー候補生。そのヴィジュアルと言動により人類・ミクロ生命体を問わず多くの支持を得ている。シリーズ内で久々の新型素体による製品で、可動箇所が36ヶ所に増えた「シスターボディ」を採用し、MS-01:ミクロシスター・エルがS、MS-02:ミクロシスター・シオンとMS-03:ミクロシスター・ランはMとなっている。MS-04:ミクロシスター・オルガのバストはメカニカルな新造型。なお、この素体は後に登場する新素体開発の途中で生み出された試験素体の意味合いもあったが、好評だったのでその後もシリーズ外にもラインナップされている。なお、ミクロマンはストーリー上人間に秘密裏の存在とされていたため、発売当初、人間と親和性の高い「ミクロマン救助活動機構」の設定は、根本的に世界観が異なっていたのだが、コミック最終回において、コミック版のストーリーの後の世界であるという解釈がなされた。
[編集] アサシンフォースシリーズ
- AF-11:ミクロマン・ショウマ 人呼んで「十六夜(いざよい)の奨真」
- AF-12:ミクロマン・キョウシロウ 人呼んで「風切羽(かざきりば)の恭四郎」
- AF-13:ミクロレディ・ユメ 人呼んで「泣き化粧のお夢」
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- ミクロシスターの世界観を受け継ぐ形の世界に登場する、M.I.C.Rとは別の、体制に属さない非合法・非公式レジスタンス。「和風」をモチーフとしており、各人にも和風の二つ名が付けられている。また、今シリーズより素体素材として「セルロースプロピオネート」が初採用されている。元となっているのは「必殺シリーズ」であり、各人アサシンフォースのほかにストリートミュージシャン・救助隊員・ハウスキーパーといった「表の稼業」が設定されており、武装もそれらの商売道具に仕込まれた武器が多い。余談だが、奨真の二つ名には「請けた殺しの仕事(コミックでは“細工”と呼称)は十六日以内で片づける」「十六日以上定職に就いていないこと」も由来になっているという設定や、夢が実はいわゆる「眼鏡ッ子」であるという事がコミック内で明らかにされ、ファンを仰天させた。なお、夢がファンに「腐女子」と思われているケースもあるが、実際に腐女子であるという形跡は、公式には見られない。
[編集] アクロイヤーXADO(ジャドー)シリーズ
- AX-41:アクロヒドウ
- AX-42:アクロムザン
- AL-41:アクロセツナ
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- 紀元前2500年前と言う人類文化そのものが未成熟だった時代に飛来したため活躍の機会すら得られぬままに、アクロエンペラーの封印により眠りについた古代アクロイヤー。1838年の雪代災害で仮死状態のまま出土するが、そのまま呪にて封じられ、その後、アクロエンペラーの復活により甦り、エンペラー再封印後、ミクロマン自治区の統治者としてミクロマン達の中に潜伏しながらエンペラーの再復活を目論み、自治区の住人達をある時は利用し、又ある時は自らの毒牙にかけながら陰ながらに破壊活動を行っていく。アサシンフォースの敵役である彼等は時代劇に於ける敵役、いわゆる「悪代官」や「女狐」であり、立ち位置は「必殺シリーズ」での殺され役でもある。特に、AL-41:アクロセツナはモチーフの狐を顕著に取り入れた頭部デザインになっている。「その異形とあまりの禍々しさに地域の僧侶らにより封印が施される」という設定により、身体の各所に呪符・霊符・祝詞など、封印の咒が書き込まれているのも特徴である。
[編集] ミクロレディ2シリーズ
- ML2-01:ミクロレディ・マァル
- ML2-02:ミクロレディ・エリス
- AL-51:アクロガルーラ
- AL-52:アクロスピリア
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- ミリタリーフォースやマグネフォース同様、ミクロマンとアクロイヤーが同シリーズ内にラインナップされた新型女性素体「レディ2素体」によるシリーズ。ミクロマン側が「アクロウィルスに感染した患者を治療する医学生」、アクロイヤー側が「生物の共有意識内を住処にするミュータント(サイコアクロイヤー)」として設定されており、初期の「アクロウィルス」の設定をリスペクトした形の設定にもなっている。ミクロマン側はエアバイク形態から武器に変化する「メディカルウェポン(メディカルムーバー)」を標準装備。アクロイヤー側には3段階から4段階の変身機能(攻撃レベル変化)を付与されており、これによる最終形態を「アクロダーマ形態」と呼ぶなど、ニューミクロマンの設定をモチーフにしている。なお、AL-52:アクロスピリアはAL-51:アクロガルーラにより無限に生み出される戦闘ミュータントという事になっており、いわゆる「戦闘員」的位置づけとなっている。なおML2-02:エリスはミクロマン側で初めてのLバスト。ちなみにML2-01:マァルは臑部が若干短い「小柄タイプ」になっている。
[編集] コミック版ミクロマンシリーズ
- AF-01:ミクロマンファルコン
- ALV-01:アクロマノン
- AXV-01:アクロアスラ
- MSV-01:ミクロシスターハンネ
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- トイザらス限定で販売された、コミック版のミクロマンセット。AF-01:ファルコン&ALV-01:マノン、AXV-01:アスラ&ハンネのセットがそれぞれ発売された。
[編集] 登場する合体ロボット・メカなど
[編集] バイオマシンシリーズ
- マシーンミラー
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- マシンミクロマン ゼクウの駆る空戦用エアポッド
- マシーンスティンガー
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- マシンミクロマン ゴドーの駆る探査用クルーザー
- マシーンタイガー
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- マシンミクロマン ハックの駆る高速陸上バギー
- マシーンコング
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- マシンミクロマン トリニティが駆る指揮・偵察用パワーローダー
- バイオスーツ
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- 4台のバイオマシンが合体し誕生する大型の戦闘用パワードスーツ。マシンミクロマン ゼクウが主に使うがトリニティも一度だけ使用した事がある。
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- マシーンスティンガーとマシーンタイガーはネーミングやデザインが旧シリーズにおけるスパイマジシャン用マシンのオマージュとなっている。
[編集] ロードスパルタンシリーズ
- マッハスラッガー
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- ロードフォース ミクロマン カイトの駆る空陸両用型ロードモービル
- ライドパイソン
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- ロードフォース ミクロマン リュウの駆る超攻撃型ロードモービル
- デルタファントム
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- ロードフォース ミクロマン サンダーの駆るハイパワータイプロードモービル
- サイドキャリバー
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- ロードフォース ミクロレディ レイが駆るサポートタイプサイドカー型ロードモービル
- ロードスパルタン
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- 4台のロードモービルが合体した空陸移動型戦闘マシン。主にノーマル状態の「ライドフォーム」で搭乗するが、「スパルタンフォーム」での搭乗も可能。
[編集] アクロイヤーEXOシリーズ
- ウィルドオプトム
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- アクロオプトムに付き従うタコ型のエキゾロイド。高性能センサーの触手が武器。
- クロウラーグラブズ
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- アクログラブズに付き従うカニ型のエキゾロイド。どんな悪路をも走破出来る恐るべき突撃性能を有している。
- ウイングスティーラ
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- アクロスティーラに付き従うエイ型のエキゾロイド。偵察行動、及び奇襲攻撃を得意とする。
- アクロワイバーン
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- アクロエンペラーと3体のエキゾロイドが合体して誕生する真のエキゾフューズモード。総てを破壊する恐るべき威力の持ち主。コミック版では、最終的にカイトの手により再び封印された。
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- エキゾロイドはウィルドオプトムが旧シリーズの「アクロイヤー軍団」におけるタコロイヤー、クロウラーグラブズがカニロイヤー、ウイングスティーラがエイロイヤーのオマージュになっている。
[編集] ミクロレディ2シリーズ
- ブレードキャロット
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- ミクロレディマァルの駆るメディカルムーバー。エアバイクからメス型のメディカルウェポンに変形する。サイコアクロイヤーを現実世界に引きずり出すマインドキャプチャー形態にも変形。
- ニードルカンバー
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- ミクロレディエリスの駆るメディカルムーバー。エアバイクから注射器型のメディカルウェポンに変形する。サイコアクロイヤーを現実世界に引きずり出すマインドキャプチャー形態にも変形。
[編集] ミクロマン200Xにおける諸問題
- ミクロマン200Xは初期、ボディにポリカーボネイトを使用してきた。これは関節が非常に摩耗しづらいことと、透明度が高いことが理由であったが、透明部品や一部の特殊カラーの部品に破損が見られる事が非常に多いという問題を抱えてきた。これはポリカーボネイトが塗料などの浸食に弱いことや、成型時に急速に冷却させると脆くなる、つまり効率重視で品質管理のずさんな生産をしている限り回避しえない状況そのものが原因であると言える。中にはブリスターから出した時点で壊れる製品も多く(バイオミクロマンなど)、ポリカーボネイトの使用はミクロシスターを持って中止された。その後破損対策として、不透明ボディには過去のミクロマン同様にABS素材を使用。クリアボディにはセルロースプロピオネートの採用などが取られているが、過去の人気商品はすでに終売になっているため、この素材での復刻を望む声が高い(アクロファントム・エンペラーなど)。
- 年賀マテリアルフォースやアクロヒドウ・アクロセツナ、ミクロアクション遣い魔など、過去の素体の材質をポリカーボネイトからABS樹脂に切り替えたものがあるが、これらは一貫して関節が緩くなっている。これは本来ポリカーボネイトの成型時の収縮率を見越して設計された金型に、微調整をしない状態で収縮率の違うABSを無理矢理使用しているからだと推測される。関節部分に新規パーツが多いミクロアクションリュウケンドーや、ミクロシスターUNIなどは、初めからABS樹脂を前提に金型を作ってあるため、この不具合が起こらない。
- ミクロアクションシリーズの中には、ぞんざいな彩色のため元キャラとあまりに違いすぎる顔だったりするという不幸な事態に陥ったキャラも多く、納得出来ないファンの中には他社の同サイズのフィギュアから頭部だけを移植するというケースも珍しくないようである。
- ミクロシスターには付属のパンフレット以外に武装の組み替え形態の説明書のようなものが付いていない事から、パッケージやインフォマーシャルに掲載された形態への組み替えは、それらの写真を見て行うしかない。だがこれは、制作側による「自由な発想での組み替え」が狙いのようである。しかし、ものによっては写真ですら判りにくいものがあるためにどのパーツを使えばいいのか判らない不親切なものもあるため、公式サイトに組み替えの説明を載せるよう要望がされたが、未だに実現していない。その為一部の武装形態への変形にいくつもの組み替え方が登場するという結果をも招いている。
- トイザらス限定商品として発売されてきたマテリアルフォースであるが、これのシスターボディ版には肝心の肌色が登場していない。更には公式サイトにも未だにマテリアルシスターの紹介ページがない。
- 新型女性素体として登場したレディ2素体ではあるが、「女性らしさ」を追求しすぎた結果、首と足首の可動が殺される結果になった。さらに足首に至っては、旧女性素体よりも若干太いという本末転倒な出来となっている。その為これらの部分の不備は各種の玩具系サイトでも話題にされており、シルエット的プロポーションの良さからも早急な改善を望む声が高い。同素体による「スーパーガール」も腰パーツとスカートが一体成型されているため可動に難があるなどレディ2に於ける問題も少なくない。
- レディ2の公式サイト上には「苦う」という文字化けも多々見られる。これは恐らく「よう」と言う語句に思われるが、未だに訂正されていない。
[編集] 関連項目
- ミクロマン
- ミクロマン・マグネパワーズ
- ミクロマン21
- ニューミクロマン