メトロポリタンホテルズ
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メトロポリタンホテルズとは、東日本旅客鉄道(JR東日本)グループのホテルチェーンの一つで、主に「ホテルメトロポリタン」として展開している。JR東日本グループのホテルだけあって、駅から近い場所に立地するのが大きな特徴である。
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[編集] ホテル一覧
- 池袋(ホテルメトロポリタン)
- 日本ホテル(旧・ホテルメトロポリタン)が運営する。英語名はHotel Metropolitan。インターコンチネンタルホテルズグループと部屋の販売契約を締結しており、同グループのクラウンプラザホテルブランド(高級シティホテル)として販売されているため、同ホテルグループとしてのホテル名称はCrowne Plaza Hotel Metropolitan-Tokyoである。
- 飯田橋(ホテルメトロポリタンエドモント・イーストウィング)
- 日本ホテル(旧・ホテルエドモント)が運営。
- 高崎(ホテルメトロポリタン高崎)
- 高崎ターミナルビルが運営。
- 長野(ホテルメトロポリタン長野)
- ホテルメトロポリタン長野が運営。
- 仙台(ホテルメトロポリタン仙台)
- 仙台ターミナルビル(旧・仙台ターミナルホテル)が運営。
- 山形(ホテルメトロポリタン山形)
- 仙台ターミナルビル(旧・山形ターミナルビル)が運営。
- 盛岡(ホテルメトロポリタン盛岡・ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィング)
- 盛岡ターミナルビル(旧・盛岡ターミナルホテル)が運営。
- 秋田(ホテルメトロポリタン秋田)
- 秋田ステーションビルが運営。B1~3F部分がショッピングエリアとなっており、アルスの名称で営業している。
- 東京(ホテルメトロポリタン丸の内)
[編集] ホテル事業の再編
ホテルメトロポリタン(池袋)が中心となるホテルであるが、JR東日本の方針によりホテル事業の会社が統合されたため、運営会社が変更になっている。
ホテルメトロポリタンの運営会社は、「池袋ターミナルホテル株式会社」として1981年(昭和56年)11月に設立された。1985年(昭和60年)に開業し、翌1986年(昭和61年)に「池袋ターミナルビル株式会社」に商号変更された。これは、池袋駅メトロポリタン口に建設されるメトロポリタンプラザ(商業施設・オフィスの複合ビル)も運営するためであった。
2004年(平成16年)4月に、メトロポリタンプラザ運営のプラザ事業本部を会社分割により分離して、ホテル運営専業となり「株式会社ホテルメトロポリタン」に商号変更された。
そして、2005年(平成17年)4月に他のJR東日本グループのホテルと所有・経営部門を統合。ホテルメトロポリタンの運営部門を会社分割で分離して、新・「株式会社ホテルメトロポリタン」を設立。旧・「株式会社ホテルメトロポリタン」と、株式会社「ホテルエドモント」、「日本ホテル」株式会社が合併し、ホテル所有・経営の会社「日本ホテル株式会社」となり、旧・「株式会社ホテルメトロポリタン」が商号変更され存続会社となった。
2007年(平成19年)4月にさらなる再編が行われる予定である。運営会社として存続していた「株式会社ホテルメトロポリタン」・「株式会社ホテルエドモント」・「株式会社東京ステーションホテル」(東京ステーションホテルの営業は3月を持って休止となるので完全解散)・「メッツホテルアンドレストラン株式会社」を経営会社である、「日本ホテル株式会社」に吸収合併する形で解散させ、首都圏のホテルの経営・運営すべてを日本ホテル株式会社一社体制で行っていくことになる。