メリディアンローグ
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メリディアンローグ(Meridian Rogue)は日本のポップスバンド。2003年にギター長田、ドラム海保が加入、2007年にベース川之上が脱退、現3人体制となる。オリジナルメンバーはボーカル斉藤のみ。「幻想的」「哲学的」「社会派」「物語調」などさまざまな形容をされている。楽曲はポップで聴きやすいが、歌詞の思想性が強いこと、スケールが非常に大きく身近な題材(特に恋愛)をあまり扱わないことが一番の特徴と言える。2006年7月に正式名称がカタカナ表記になった。
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[編集] メンバー
[編集] ディスコグラフィー
[編集] ミニアルバム
- Prelude(2003.9.27)
- 3部作1作目。初期の名曲として現在でも人気の高い「イカロス」収録。(現在、CDは完売のため入手不可能。iTunes等の音楽配信でのみ入手可)
- Mana(2004.2.17)
- 3部作2作目。ライブで1曲目に演奏されることが多い「N」、激しいマイナーナンバー「EXIST」などを収録。(現在、CDは完売のため入手不可能。iTunes等の音楽配信でのみ入手可)
- SIN(2004.8.29)
- 3部作の3作目。突き抜けるようなポップナンバー「ソレイユ」、3部作の最後を飾る壮大な楽曲「ロストガーデン」などを収録。
- アクアリウム(2005.7.10)
- 1年弱の沈黙を破ってリリースされた1作完結型のコンセプトアルバム。仮想の未来世界を舞台に、「永遠の生命」をテーマにし、そのあり方を追求するという詞。アルバムを1冊の本と見立てて、最初にページを開く音、最後に本を閉じる音が挿入されている。タイトルの「アクアリウム」は、未来、肉体が滅んだ後にも脳だけになって夢を見続けて生きるということが一般的になった社会で、その脳が収納された水槽がたくさん格納されている、仮想の施設のことである。
- マクロポリス(2006.10.18)
- 最新作。ミニアルバムでのリリースを続けているメリディアンローグの過去の作品中、もっとも収録曲が多い(インストゥルメンタルを除く)。タイトルの「マクロポリス」とは、あらゆることの自動(マクロ)化が進んでしまった現代都市(ポリス)と、大きな(マクロな)視点を持てば世界は一つの都市(ポリス)なんだという2つの意味をかけた造語。作品中でも、そのように解釈が変化していく過程を描いている。最後に収録されている楽曲「バードケージ」では本作のコンセプトに基づき、一般リスナーから合唱の歌声を募集し、楽曲内に使用した。
[編集] DVD
- Tower of "Babel"(2005.1.22)
- LIVE COME ALIVE 2006"(2006.5.31)